「闇バイト 捕まる」で検索する人へ
“タワマン”600万円強盗 少年3人逮捕
26日、東京・目黒区のタワーマンションの部屋に宅配業者を装った2人組が押し入り、現金600万円を奪った事件で、警視庁は強盗などの疑いで少年3人を逮捕しました。
この事件は26日午前、目黒区・上目黒のタワーマンションの部屋に宅配業者を装った2人組が押し入り、この部屋に住む30代の女性を脅し、現金およそ600万円を奪って逃走したものです。
この事件について警視庁は、17歳から19歳の少年3人を強盗などの疑いで逮捕しました。19歳の少年と17歳の少年が宅配業者を装って押し入り、もう一人の19歳の少年が運転する車で逃走したということです。3人と被害者の女性の間に面識はなく、調べに対し、おおむね容疑を認めているということです。
また、奪われた現金600万円の一部は、逃走の際に使用した車の中から見つかったということです。
昨日目黒のタワーマンションに宅配業者を装った強盗3人組ですが、早速捕まりましたね。
タワマンなんて防犯カメラなどのセキュリティがかなり強いはずなのですぐに捕まるだろうとは思っていましたが、まさか事件の翌日に逮捕とは。
警察もかなり動きが早かったですね。
この事件についてまだ情報が揃っていませんが、
わざわざ難易度の高いであろうタワマンの一室を選んで押し入った、
さらに部屋の主が脱税疑惑で騒がれたことがあるAV女優さんの部屋と知って入った、
ってことから特殊詐欺グループが裏で仕切っている事件と見て間違いないと思います。
今回捕まったのは特殊詐欺グループに使い捨てにされた兵隊たちでしかないでしょうが、
SNSの「#闇バイト募集」とかに自ら応募してるんでしょうから、もちろん同情の余地はゼロ。
ただひたすら哀れな末路だなという感想しか持てません。
闇バイトは捕まる?それとも捕まらない?
このページを見てる人はおそらく
「闇バイト 捕まる」とか「闇バイト 捕まらない」とかで検索してたどり着いたと思います。
一応このページ、そういうワードで検索に引っかかりやすくしてみましたので(笑)
・お金欲しいけど闇バイトって実際どうなんだろう?
・SNSでの募集見てると「ウチのグループで捕まった人だれもいません」って書いてるし大丈夫かな
・とりあえず1回だけ様子見でやってみようかな?
この記事にたどりついた人は、すでにこんな感じで闇バイトに興味を持っていて、
逮捕リスクがあるかどうかを検索している最中なのかなと。
えーとね、結論。
マジでやめとけ。(´゚д゚`)
以前ブログでも同様の記事を書いたことがありますが、
闇バイトで募集されている受け子、出し子、叩きなんて、すべてハイリスクノーリターンです。
人生を棒に振るリスクに見合うほどのリターンは、絶対にありません。
過去記事:【ライフハック】闇バイト(特殊詐欺の受け子)はハイリスクノーリターン
リンク先の過去記事でも書いてますが、
闇バイトに応募するのは犯罪集団の奴隷募集に応募するのと同じなんですよね。
「バイト」なんて軽いモノじゃなくて「犯罪行為の捨て駒」募集なんですよ。
しかも万引きとかとは犯罪のレベルが違う。
特殊詐欺は執行猶予も何もない、即実刑が当たり前の重罪です。
捕まったら自分の人生が終わるぐらいのリスクを背負うのに、
一番捕まる可能性が高いポジションを任され、
成功したとしても報酬は大したことなく、
そもそも報酬を真っ当にもらえるかどうかも怪しい。
辞めたいと思ってもすでに犯罪集団に自分の個人情報を握られた後。
犯罪集団に「バラすぞ?」の一言を突き付けられたとき、あなたは一体何ができますか?
話を戻しますね。
表題の「闇バイトは捕まる?それとも捕まらない?」という質問には、「捕まる」が限りなく正解といえます。
だって、一番捕まるリスクが高いポジションをやらされるんだもの。
「いままで捕まった人いないから」「絶対安全だから」と詐欺集団の上層部に言われると思いますが、
絶対安全なら上層部本人がやったらいいじゃないって話だもんね。
わざわざ分け前を減らしてまでアナタを雇う理由はただひとつ、逮捕リスクを被る役割を任せたいからに他なりません。
捕まるもんなんですよ、闇バイトは。
また、運良く1回捕まらなかったとしても、結果は同じです。
だって辞められないままずっと受け子や出し子を繰り返し続けるんだもの。
いずれ捕まります。
仮に1回の仕事の成功率が90%だったとして。
あなたがこれを10回繰り返して無事でいる確率は34%。
50回繰り返して無事でいる確率はたったの0.5%です。
あなたはこんな割の悪い博打に人生かけるんですか?
繰り返しますが、闇バイトはまったく安全じゃありません。
闇バイトは捕まります。
闇バイトの実態を語る、実際に闇バイトで逮捕された人の体験談
はい、どんなに闇バイトはやめとけと言葉で訴えても、たぶん響かない人には響かないと思います。
なぜなら「闇バイト 捕まる」とかで検索してる人は、すでに一度やってみようという方向に心が傾いていると予想できるからです。
すでに心がやる方に傾いていると、それを止めようとする意見に対しては「そういう意見も世の中にはあるみたいだけど俺には関係ないはず」とバイアスがかかってしまうものです。
ここで闇バイトを実際にやっていて逮捕された人のノートを紹介。
2020年3月にZDHさんという方が書かれたものですが、とにかく生々しいです。
闇バイトに手を出そうと思ってしまったときの心情から、
実際に大金を手にしたときの高揚感、
高齢者を騙してお金を奪ったという罪悪感、
捕まって全てを失ってしまったときの喪失感、
それらを飾りのない文章で淡々と綴っています。
そして本文中にこう太字で書いています。
必ず捕まる。と。
これから闇バイトに応募してみようか迷っているあなた。
このZDHさんの実体験を自分の人生に置き換えて想像してみてください。
そこに大金を手にしてエンジョイしてる明るい未来、見えますか?
闇バイトは割に合わない、それ以外の結論はない
もうね、
闇バイトはやめとけ、マジで。
正義感がどうとか、モラルがどうとか、そういうので訴えることはしません。
シンプルに割に合わないよとだけ強く言っておきます。
儲からないし、捕まる。
それが全てです。
どうしても人生かけた博打がやりたきゃ、まだ競馬とかのほうがマシなレベル。
競馬も価値の目が薄いハイリスクハイリターンのギャンブルですが、
希望ゼロであるハイリスクノーリターンの闇バイトよりは、100倍マシだと思いますよ。
この記事で一人でも多くの人が闇バイト応募を踏みとどまりますように。
アーメン。
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