「螺旋と蜘蛛」の世界観をしっかりと表現してくれた餓鬼達。
通称「餓鬼ーズ」。
そう、地獄のおどろおどろしい雰囲気を醸し出していた餓鬼達も、
舞台を降りればカワイイ女の子達だったりする!
俺がこっそり舞台袖でギャップ萌えしていたのは内緒だ!
手に持っている白い紙は、舞台上のオブジェになっていた箱を移動する段取りがメモられているらしい。
1時間50分の上演時間の中で延々と続く箱移動は、超緻密な段取りでできていて。
「このときこの箱はここにないとダメ」みたいなのがいっぱいあるのだ。
それを見事なチームワークでやりとげた彼女達には、マジで拍手っす。
こちらは犬吠崎にゃん(いぬぼうさき にゃん)。
大江戸ワハハ本舗娯楽座に所属する彼女は、率先して餓鬼ーズを指揮してくれた功労者!
しかも千秋楽の日に30歳の記念すべき誕生日を迎えた幸せ娘だ!
おめでとう三十路!
30代ワールドにようこそ!
6歳先輩の俺は、
「おしっこが年々細くなる」
「口内炎がなかなか治らなくなる」
「理由もなく膝が痛み出す」
などとアドバイスをしてあげたよ!(←鬼畜)
とんがりコーンを指に挿す娘、多賀芹華!
しゃべりはおっとりしてるけど、言ってることは結構オトナ。
これもひとつのギャップ萌えのジャンルに入るのか!?
彼女は元々ダンサー。
松田鼓動くんに憧れがあり、今回の舞台での振付を楽しみにしていたらしい。
しかし蓋を開けてみればダンスシーンほぼ皆無という、一度叩き落されてからのスタートを切った彼女(笑)
小屋入りしてからもセリフの練習に入念だった芹華。
そんな健気な彼女が大好きだ!
三人目、こちらは西綾夏!
顔のパーツが際立った、美人顔の20代前半女子だ!
系統的には小林麻央さんとか岡田結実さんとかに似てる気がする。
あっちゃんに「オマエ美人やけど漫画太朗系やな!!」って言われて、苦い表情をしていたのが印象的!(笑)
彼女はミュージカル大好きっ子で、実は先日の地劇ミュージカルコンペでウチの嫁と共演していたりする。
劇団四季出身の嫁に、強く憧れを持って尊敬する姿勢でいたという彼女。
今回俺との共演で「こんな奴と結婚したのか」と思われたらアレだなと思い、俺は稽古初日はちょっと襟を正したキャラクターで臨んでいたのを覚えている。
(でもすぐ飽きて三日目ぐらいからテキトーキャラに戻ったけど)
四人目、塚田しずく!
彼女もまだ20代前半のはずなのだが、ダブルピースの流行は30代だぞ!(笑)
やけに大人びていると思ったらそんなところまで(笑)
初舞台が2014年とまだまだ役者としては駆け出しな彼女だが、意見も立ち振る舞いもしっかりしているし、舞台の裏方として叩きまでこなせるマルチプレイヤー。
この「螺旋と蜘蛛」の後も立て続けに3本ほど出演が決まっているそうで。
引く手あまたで将来が楽しみですな。
うん、俺、なんか視点がオッサンだな(笑)
彼女のお母さんとはちょっとした縁があって。
田中のあっちゃんや、大学時代の後輩の桂弘とも接点あり。
業界狭いもんだねぇ。
5人目、木村絵美理!
彼女は仕事で数年間イタリアで過ごしていたことがあって、イタリア語もペラペラ。
一見清楚な美少女ルックスなのだが、信じられないぐらいに中身はブッ飛んでいる!
いろいろとエピソードはあるがここで書くといろいろ支障をきたしそうだ!
紹介したいのに、ろくに紹介文が書けやしない!
へらへら眼鏡の河田唱子といい、どうして海外帰りはみんなネジが飛んでいるのだ(笑)
6人目は劇団「虹の素」から参戦、寺師葵!
でかいぞ、とにかく身長でかいぞ!
スラッとしたモデル体型娘だ。
一人称が「ボク」だったり「オレ」だったりする。
あっちゃんからは「お前キャラクター、ブレてんぞ」なんていじられたりしていたが、
本人曰く、一人称が「オレ」のときは機嫌が悪いときなんだそう。
あわわ。
けっこう「オレ」の日、多かったように思いますけど!?
怒ってた!?怒ってたのかい!?(汗)
7人目、青田恵兎(あおたけいと)!
朗読劇出身だけあって、声のトーンの使い方には定評がある三年の青田。
実は餓鬼達には裏設定で、生前の職業というものが決められていた。
たとえば寺師の生前はOLだったり、
絵美理の生前が主婦だったり、
しずくの生前が居酒屋店員だったり。
そんな中で、恵兎さんの生前は悪魔。
ど、どういうこと!?
もはや職業とかそういうアレじゃない!
公演終わったいまこそ説明してくれっ!!(汗)
8人目、あやめ沙紀!
見た目どおりのおっとり系ふんわか女子だ!
彼女の困り顔のコケティッシュさは絶品で、キャストたちは老若男女問わずでメロメロになっていた!
よく電車遅延に巻き込まれて集合に遅れていた彼女だが、それで君の困り顔が見れるのならば安いものさ!
存在だけでも人々の癒しになっているというのに、
さらにそれでいて役者もダンスもピアノもこなすという芸達者。
隙がねぇな、オイ!(笑)
いちおう餓鬼ーズの補欠として沼田天音。
「螺旋と蜘蛛」の中では最初はワルという役で出てくるが、途中で精神崩壊して餓鬼になっちゃう。
それ以後は餓鬼ーズの一員として箱運びの任についていた。
男性キャストの中では22才で最年少だった彼は、とにかくイジられ体質。
男子楽屋では下ネタの餌食になり、舞台上では餓鬼達女性キャストに下っ端扱いされ(笑)
本番直前に髪を切ったら、ほぼ全キャストに「前のほうが良かった」となじられ(笑)
でもとにかく憎めない、カワイイ奴。
以上、餓鬼ーズでした!
みんなお疲れ様!
またどこかで一緒にワイワイやろーね!
次回は地獄の偉い人たち紹介しますヨ!
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