ネイビーシールズ VS エイリアン
育児で外出がしづらい人の強い味方、Netflix。
今回は「ネイビーシールズ VS エイリアン」を観たよ!
もうタイトルの時点でアレですね、
ハズレだと覚悟して挑まないと最後まで見ていられない雰囲気がプンプン漂っています。
うん、まさにそのとおりの作品だったよ!(笑)
この「ネイビーシールズVSエイリアン」は邦題で、原題は「Alien Warfare(エイリアンとの戦闘)」。
これまたややこしいことに、「プレデターVSネイビーシールズ」が邦題で「Alien Predator(エイリアン捕食者)」が原題っていう、まったく別の作品も存在します。
こちらは自分は見たことないですが、お察しのとおりこちらもクソっぽいです(笑)
とりあえずあらすじ!
完全ネタバレです。
クリスとマイクは兄弟。
この二人が所属する凄腕の特殊部隊があった。
しかし過去に中東での人質救出ミッションの際にマイクの勇み足で人質の命を失ってしまい、それ以来二人の関係性は微妙なものとなってしまっていた。
そんなとき、ジャングルの奥地にある極秘の研究施設で事件が発生する。
100人の研究員が働いているはずなのに、一瞬でその姿が見えなくなり、音信不通になったというのだ。
軍の上層部から命令を受けて、特殊部隊はたった四人でその施設に潜入行動を行う。
施設内でたった一人の生存者である女性研究員と出会う。
彼女が言うには、この施設は地球外の物質を研究していて、その物質の放つエネルギーによって研究員は全て一瞬で蒸発、自分はたまたま隔離された部屋にいたため無事でいられた、とのこと。
隊員たちはとりあえず物体を回収しようと考えるが、通信機は作動しなくなり、さらに外部から何者かの攻撃を受ける。
なんとその物体を回収しようとやってきたエイリアンたちだった。
隊員たちは施設に籠ってエイリアンたちを迎え撃つことに。
エイリアンは人型でバリアーや瞬間移動を使いこなしながら銃火器を使用してくる強敵。
体温で人の存在を認知することや高周波に反応する性質を利用して戦いを繰り広げる。
隊員の一人がエイリアン達に捕まってしまうが、女性研究員が物質とのコンタクトに成功。
その物質はエイリアンの子供が入ったゆりかごのようなものであったことがわかる。
隊員はゆりかごと人質交換を行い、エイリアンはそのまま地球外へ帰って行くのであった。
めでたしめでたし。
2019年に作られた映画とは思えないぐらいのチープさにびっくりです。
登場キャストの数はめちゃくちゃ少ないし、部隊はほぼ研究施設の建物の中のみ。
テレビ映画だったとしても、とにかくお金のかかってなさが目に見えてひどい(汗)
一番気になるのはエイリアンのビジュアルのしょぼさですね。
なんかダンボール工作で作ったみたいなアーマー姿で、あきらかに人が入っていますよってわかるやつ。
戦隊モノに出てくる戦闘員よりデザインが貧相だよ。。。
しかも空間にバリアーを張って銃弾を防いだり、壁を透視して向こう側をのぞいたり、壁を通り抜けるような瞬間移動をするような特殊能力を持っているにも関わらず、なんか弱いんですよね彼ら。
劇場版のドラえもんを観て「あの道具使えば一発で解決じゃん!」って思う感覚に近いものがある。
もっとうまいこと特殊能力使えよって思って、こっちがヤキモキするわ!(笑)
ストーリー展開も、なんだかねぇ。
冒頭でわざわざ時間をかけて兄弟の関係が気まずくなってしまう描写をしていますが、あんまり有効に使われないままでなんとなく最後にはお兄ちゃんが威厳を発揮したね、ぐらいで終わってます。
なんか脚本仕上がった後にスポンサーから「売れる作品にするためにヒューマン要素も入れましょう!」って言われて後からしぶしぶ足したみたいな、そんなクオリティのヒューマン要素。
そんな雑なヒューマン要素いらーん!(笑)
そもそも、宇宙からきた謎の物質を研究している100人規模の極秘施設が緊急事態ってときに、なんでたった4人で正面から潜入させられるのって話。
ネイビーシールズ、ブラック企業っぷりハンパない(爆)
そもそも突撃の際にお互いに体ぶつかったり、攻撃の斜線入ったり、どう考えてもプロの軍人ではない(笑)
しまった、これを見た時点で「こういうのを狙っている映画」と気付くべきだった(汗)
B級映画好きでもちょっといだだけない、完全なネタ映画でした。
制作側はコレ作ってる最中、どういう感情だったんだろうか。。。。
はーい、次いきましょー!
ネイビーシールズ VS エイリアン
2019年アメリカ映画
監督: ジェレマイア・ジョーンズ
キャスト: クレイトン・スナイダー、デヴィッド・メドウズ、ダニエル・ワシントン、スコット・C・ロウ、ラリッサ・アンドラージ、サル・レンディーノ、ホセ・ガンズ・アウヴェス
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