機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
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今回は機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島を観たよ!
『ククルス・ドアンの島』はファーストガンダムの人気エピソード。
放送はすでに40年以上前だけど、それを今回完全リメイクで90分作品として作り直したもの。
『ジ・オリジン』シリーズとして作られているのでキャラデザインはシリーズ同様で安彦良和氏、メカニックデザインは山根公利氏がやっとります。
で、期待して観た感想。
うーん、ファーストガンダムもククルス・ドアンも好きだけど・・・やっぱ古臭い感じは隠せないなってのが率直な感想かなぁ。
40年前の作品なんだから当たり前っちゃあ当たり前なんだろうけど。
物語の展開はゆったりして渋めの邦画みたいなペースで進むんだけど、細かな人物描写やそれによる情緒がある感じでもなくて、ただ単純にテンポ悪いなぁって印象で。
懐古心を味方につけても、ちょっと観ててしんどいなぁと思ってしまった。
全体で1時間48分の内容だけど、体感は2時間軽く超えたなぁ。
あと、このへんのエピソードってまだアムロが内気で卑屈全開のときなんだよね。
安彦良和氏の描くアムロは見た目がイケメンで実年齢より大人に見えるので、そんなイケメン大人が物語中盤まで命の恩人にありがとうも言わず鬱屈とした振る舞いを続けている様は、初作より2割増しでイライラしたり(笑)
個人的にはドアンを主役にして、過去のサザンクロス隊時代のエピソードをもっと膨らませたやつを観たかったなぁって思ってる。
もしくは完全にカーラ視点の物語にしちゃってもいいしね。
いっそアムロはサブ的な立ち位置にしちゃって総登場シーンとか10分ぐらいでもいいんじゃないか(笑)
むむむ、なんだかなー。
せっかくリメイクするなら、ただ画がキレイになっただけのものじゃなくて、その先をいったものを観てみたかったっす。
戦闘描写はすごい良かっただけにちょいと残念なヤツだった。
まぁ、今はテレビ新シリーズの『水星の魔女』がおもしろいので、接種したいガンダム成分はじゅうぶんに足りてはいるのだけど。
まだ観てない人はぜひぜひどうぞー。
まだ4話までしか放送されてなくて序盤は明るい学園モノっぽい感じだけど、すでに後半ディープで重い話になっていきそうな伏線がチラチラしとります。
早く『サンダーボルト』の続編も着手してくんないかなー。
あのテイスト個人的には大好きなもんで。
頼んますぜサンライズさん!
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