【映画】海底47m 古代マヤの死の迷宮

海底47m 古代マヤの死の迷宮

 

 

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今回は海底47m 古代マヤの死の迷宮を観たよ!

 

 

 

タイトルからわかるとおり、以前紹介もしたことがある『海底47m』の続編です。

まぁ、ストーリーに前後関係があるわけではないのでシリーズって言ったほうがいいのかもだけど。

 

前回のあの突き放すような衝撃的なラストは衝撃的だったよね。。。

サメ映画であそこまで観終わったあとに「うあぁぁぁ」ってなった作品にはまだ出会っていない(汗)

なので、今回もそういう思いをさせられるんじゃないかとビビりながら観たわけですが・・・

 

 

 

 

 

意外に普通だった(´・ω・`)

 

 

良くも悪くも、万人向けのサメパニックホラー映画というか。

前作に比べてかなりエンタメより作られておりました。

 

 

前作はガチでホラーだったもんなぁ。。。

 

 

 

あ、ストーリーはざっくり書くと、

 

 

 

 

女子高生ミアと、血のつながっていない姉サーシャ。ミアは学校に馴染めておらず同級生の間ではいじめられていた。

 

その週末は父グラントと遊びに行く予定だったミアだが、父は遺跡調査の仕事が入ってしまい行けなくなる。代わりにグラントは、サメを船底からガラス越しに観察できるというツアーを姉妹二人に用意してくれていた。しかしその受付に普段からミアをいじめている同級生たちの姿を発見。見かねた姉はミアを連れ出し、友人であるアレクサとニコールとともに遊びに出かけることに。

 

行き先は森の中にひっそりとあるラグーン。そのラグーンは海中で父が調査する古代遺跡とつながっているとのことで、4人は興味心で潜水装備を装着して潜り、遺跡の中に入っていく。

 

4人は遺跡の中の大広間を見て帰る予定だったが、古代魚の姿に驚いたニコールが誤って石柱を倒してしまう。舞い上がる砂煙にパニックになる中、なんとそこに巨大なサメが出現、遺跡の中で太古から永く生きていて目を退化させたホホジロザメの一種だった。押し寄せるサメの圧力で出口を破壊されてしまう。

 

グラント達のチームも別の入り口から調査のために遺跡の中に潜っていたが、ミアたちと合流する前にグラント以外のメンバーはサメに襲われて全滅。グラントが使用していた入り口も、脱出を焦ったニコールによってロープが外れてしまい、脱出不可能になってしまう。そしてニコール、グラントが順番にサメに襲われ命を落とす。

 

ミアとサーシャとアレクサは、遺跡内でどこか外洋につながっている場所があるかもしれないという望みに賭けて遺跡の深部へ。

 

途中、強烈な潮の渦にサーシャは巻き込まれ姿を見失ってしまう。命からがら逃げ込んだその先ではサメが待ち構えており、アレクサが命を落とす。ミアも潮の渦に巻き込まれてしまうが、その先には生き永らえていたサーシャがおり、二人は出口を探して進んでいく。

ボンベを外して通れる僅かな隙間から外海に出ることができた二人。そこに運良く船が通りかかったため二人は助けを求めるが、なんとその船はサメ観察ツアーの船で、サメを集めるための撒き餌がされていた。集まってくるサメ達に攻撃される二人。

 

海底47m 古代マヤの死の迷宮

ミアは姉に食らいついたサメを照明弾で撃退し、さらに自分に食らいついてきたサメは事前に父からプレゼントされていたサメの歯を使って撃退し、無事に生還。傷つきながらも勇猛な姿を見せたミアに対して船上にいたいじめっこ達は言葉を失っている。

おわり。

画像引用:YouTube『海底47m 古代マヤの死の迷宮』予告映像

 

 

うん、まさかの劇中に「47m」という単語が一度も出ないという始末。

 

 

遺跡の中で階段を降りながら潜ってく描写もあるけど、47mだったらマンション15階ぶんぐらいに相当する。

なので絶対そんな深度まで潜ってないっす彼女たち。

おもいっきりタイトル詐欺じゃないか(笑)

 

「古代マヤの死の迷宮」ってサブタイトルもダサいしね。。。

原題サブの「UNCAGED」のほうがぜんぜん良いのになぁ。

まぁ、邦題のアレさは今に始まったことじゃないけどさ。

 

 

 

画像引用:YouTube『海底47m 古代マヤの死の迷宮』予告映像

 

この映画、前作を観てるかどうかで鑑賞中の姿勢が大きく変わる気がする(笑)

 

 

前作の究極の裏切りバッドエンドを体験していると、どうしても本作も劇中どこかで仕掛けを打ってくるんじゃないかと身構えてしまって(汗)

これたぶん俺だけじゃないはず(;^ω^)

ラストの撒き餌シーンが始まったときに「やっぱりきやがったーーーーッ!」って思ったもんね(汗)

怖いわぁ、もう。

 

 

でもまぁ、前作に比べればインパクトは優しいほう。

 

 

展開も事件が始まってからはスピーディーでまったりすることもないし、

サメのCGはちゃんとリアリティあるし、出現頻度もそこそこ。

B級モンスターパニックホラーとしては高い水準でまとまった、万人受けの映画なんじゃないでしょーか。

 

 

あと、後から知ったけど、ニコール演じた女優さんってシルベスター・スタローンの娘さんなんだね。

俳優としてはデビュー作だったらしいけど、「危険な場所に行ってみようと言い出す」「悪ふざけしてみんなをピンチに陥らせる」「我先にと焦って脱出経路を潰す」といった、B級モンスターパニック映画における重要な要素をすべて担う活躍を見せておりました(笑)

ぜひ今後もこのジャンルで活躍を見せてほしい。

 

 

画像引用:YouTube『海底47m 古代マヤの死の迷宮』予告映像

 

あ、登場するサメは、本作では海底の閉鎖空間で進化したホホジロザメの亜種。

暗い中で生きてきたため目は退化してしまった盲目の設定。

 

他のサメ映画だとサメが素早くビュッって出てきて驚くことが多いけどさ、

本作は視界が悪いところからゆっくりぬるっと顔を出してくるという、いつもとは違った怖さ。

音も無音演出が多くて、ちょっと新しいタイプの驚かせ方でおもしろいなぁと思った。

 

ただ、さすがに狭い遺跡の中でエサもろくにないのにあの巨体はツッコミどころかなー。

しかも複数匹が存在してるのも無理がある。

こんな環境じゃ絶対共食いするでしょそれ(汗)

 

あと目が退化したならそのぶんロレンチーニ器官や聴覚が発達しそうなもんだけど、そういった描写はなかったね。

まぁ、仮に感知能力抜群な設定にしちゃうと目が見えるサメと結局差別化できないから、映画の面白味としてはこれのほうがいいんだろうけど。

盲目の巨体が至近距離をよぎる恐怖感は演出としておもしろいもんなぁ。

 

あ、無駄に爆発物とかでドカーンみたいに倒さなかったのも良かったね。

もうサメ映画でそういう演出は飽き飽きなもので。

 

 

画像引用:YouTube『海底47m 古代マヤの死の迷宮』予告映像

 

外海に出てからは、出番は通常のホホジロザメにバトンタッチ。

けっこう大型の個体が大量に集まっております。

撒き餌してるのに気付いた時点で岸側に逃げたほうが良かったんじゃないかというのは結果論か。

 

 

 

ほい、まぁー、繰り返しになるけどB級サメパニックホラー映画としては見やすくて一般受けしやすい作品。

とにかくアレな作品が溢れかえっているサメ映画界隈では、十分に優等生の部類です(笑)

サメ映画なめたらあかんぜよ!

すごいやつらが揃ってるんだからねっ!(爆)

 

「海底47m 古代マヤの死の迷宮」、

前作ほどの衝撃作ではないかもだけど、ご興味あればぜひー。

したらな!

 


海底47m 古代マヤの死の迷宮


脚本: ヨハネス・ロバーツ、アーネスト・リエラ
監督: ヨハネス・ロバーツ
撮影: マーク・シルク
出演: ソフィー・ネリッセ、コリーヌ・フォックス、ブリアンヌ・チュー、システィーン・スタローン

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