くくりひめ珈琲
演劇人が送る浅草グルメ紹介シリーズ!
前回に続き今回も甘味処。
いわゆる映えスイーツなジャンルのお店のご紹介でございます。
ほい、くくりひめ珈琲に行ってきたよ!
お店の場所は新仲見世通りから1本南側にある雷門柳小路。
仲見世側からなら雷門から入って左手にあるきびだんごあづまで左折した路地です。
ちょっと前に紹介した茶寮花ぞむかしのや、花月堂の支店、ひなと丸、カフェ金龍が並ぶ通り。
この通りは以前は雑貨屋などが多くそれほど人通りはなかったんですが、最近はすっかり飲食系の人気店が両サイドに揃って激戦区となってきましたね。
浅草観光客の人だかりもいろんな場所に分散されてきたような感じがします。
はい、くくりひめ珈琲。
オープンしたのはたぶん去年だったかな。
まだ2年とかは経ってないと思う、たぶん。
ずっと存在が気になってはいたんですが、子供がもうちょっと量を食べれるようになってから来ようかなーって思って見送ってたら、見送り過ぎてけっこう時間経ってしまった(笑)
こないだ茶寮花ぞむかしの訪問目的でこの通りに来た時、「あ、そういや俺ってまだくくりひめ珈琲行ってないままじゃん!」とハッと思い出しまして。
決して久本雅美さんがロケで訪問してるのを見かけて(Twitter情報だとビビアンスーさんもいたっぽい)、放送日までに記事書いておけばアクセスうっひょーいじゃね?みたいな下世話な理由ではございません!
ご、ございませんからね!(声裏返りながら)
今回の訪問は日曜の11時ちょい過ぎ。
開店直後にもかかわらず客入りは上々で、小一時間で満席になっておりました。
InstagramやTwitterでもけっこう写真流れてくるから、休日は遠方から狙ってやってくるお客さんも多いのかもしんない。
店内は、ミニマル&オシャレ&ほんのり温もりあるデザイン。
入り口付近が2Fまで吹き抜けになっていて採光性がいいので、外から見た印象よりも明るく感じます。
くっつけられる2人掛けテーブルが7~8つぐらいと、4人掛けの円卓テーブルが1つ。
訪れるなら4人以下のほうがスムーズに席につけそうです。
あ、カウンター席はないですがお一人様もけっこういたので、そのへんも別に気にしなくて良さそう。
階段もありましたが上はレストルームだけみたいですね。
メニュー表は紙と、ラミネートされた季節限定メニュー。
他写真付きのメニューはQRコードでホームページのお品書きページをご覧くださいとのことでした。
ホームページのお品書きページは携帯で見るとこんな感じ。
うん、どれもなかなか他では見ない艶やかなビジュアルで、おおおっ!て生唾ジュルリになります。
ちょうどクリスマスシーズンってことで、期間限定のクリスマスプレートも出ておりました。
ほえー、鮮やかー。
今回はせっかくなんでクリスマスプレートを注文。
大きなお皿に背の高いパフェ「くくりひめの嫁入り」とショートケーキが1つずつで、ドリンク付きで税込2,400円ナーリ。
飾りの紙は写真撮ったあと店員さんに声をかければ外してくれます。
パフェはイチゴを上から下まで満遍なく贅沢に使っております。
とても甘くて食感も良く、いいトコのイチゴ使ってる感。
上から順にアイス、ピスタチオクリーム、イチゴジャム、生クリームの層が続き、どの層もシルキーで上品な甘さがあってクオリティ高い。
どんなときも常にイチゴ果肉が出てくるのも嬉しいですね。
最後にはゼリーの層へ。
清涼感のあるエルダーフラワーのゼリーで、風味はマスカットや青りんごに近いかも。
うっすら金色に輝く見た目も優雅でいいですな。
ショートケーキのほうはコケティッシュなサンタの顔が。
コケティッシュなんて表現使う化石レヴュアーは令和の世の中俺一人かもしれん(笑)
100年先まで使ってみせるぜ、コケティッシュ。
クリームは濃厚で重量感あるんだけど、風味はさっぱりしていてスプーンが進みます。
ほぼ我が子が食べたけど、こんなに早く何かを1品平らげたってのは記憶にない。
よっぽどおいしかったのね。
イチゴをほおばるリス的な4歳児。
あとドリンクセットでつけたカフェラテのホット。
これが想像超えた伏兵で美味しかった!
他のお客さんが質問してるのを盗み聞いたところによると(オイ)、お店で自家焙煎してるらしく、レジカウンターではコーヒーバックも販売しておりました。
個別で販売までしちゃうだけあって、それに見合った美味しさ。
次はカフェオレじゃなくブラックで飲もうっと。
こちら子供用に頼んだミルク。単品500円。
メニューには掲載されてないんだけど、子供飲めるドリンクないですかって聞いたらオレンジジュースとミルクが出せるってことでお願いしました。
すっきり飲みやすくておいしい。
ゴチソウサマー。
いやぁ、美味しかったし、居心地も良かった。
浅草ってタピオカブーム以来、流行り物の映えスイーツって感じのお店が増えていて、そういうミーハーな感じのお店って正直クオリティもうひとつかなぁなんて感想を持つことも多かったんですが、ここくくりひめ珈琲はそういう懸念は無用でした。
映えスイーツだからまた食べたいじゃなくて、ちゃんと美味しいからまた食べたいって思えるお店ってやっぱステキ。
値段も一見すると安くはないですがコスパとして十分すぎるぐらいに見合ってると思いますし、子連れでしたが接客もとても丁寧で、食事後はドアを開けてお見送りまでしていただいちゃいました。
スイーツはどんどん新作出してるようだし、ペリカンのパンを使ったトースト系メニューも食事などの普段使いとしても利用しやすいし。
たぶんこの激戦区浅草でも一過性のブームとか関係なく息長く続く繁盛店になりそうな印象。
休日はけっこう込み合って並ぶことも多いですが、平日はまだまだ狙い目です。
ご興味あればぜひー。
したらな!
くくりひめ珈琲
東京都台東区浅草1-18-8
営業時間 12:00~19:00(土日は11:00~)、火曜定休
03-5246-4309
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