青春事情『ちーちゃな世界 ~It’s a small small world~』
先日の中山ヤスカ『三十路のいっぽめ』に続き、今日も配信アーカイブにて観劇をば。
青春事情『ちーちゃな世界 ~It’s a small small world~』でございます。
先月一緒にやったエムツーの「エム」の一人でもある松本悠のホームでもある青春事情の作品。
まっちゃんとは長い付き合いだけど、実は本公演観るのは初めてだったりして。
(合同企画公演みたいなやつは観たことあるけど)
『そして、死んでくれ』で一緒だったナカムラユーキも出演してるしこれは観ねばと。
うん、率直におもしろかった ( ゚∀゚)
舞台は東京から5~6時間かかるというどこかの田舎町。
そのペンションの入り口の庭園に、いろんな人が入り乱れての会話劇で。
陽気なペンションのオーナー、
若年性の認知症の気配をみせるその妻、
食材の配達業務をしていて都会に憧れを持つ若い女の子、
オーナーに大きな恩があるギャンブル癖の強いコック、
田舎に引っ越してきたばかりのIT会社の若社長、
筆が進まず落ち着いた環境を求めて田舎にやってきた女流作家とそのマネージャー、
デジタルタトゥーに苦しみ逃げるように旅行にやってきた女教師、
いまさらタピオカ販売に手を出した地元の気の優しい男。
こうやって人物を羅列すると、半数以上が東京住み、もしくは東京をよく知る者だね。
逆に言えば残りは田舎しか知らない者なわけで、
それぞれいろんな立場の人間がいろんな価値観で会話している妙が面白かった。
観終わったあとはなんだかほっこり。
アーカイブ配信が11月11日までなので詳しいネタバレは避けるけど、お時間さえあればぜひぜひ。
価格設定も1,900円と相当に良心的ですよー。
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