俺、酪酸菌で花粉症治ったみたいだぞ
突然ですが俺、花粉症が治りました。
自分は10年以上前に花粉症が発症し、それ以降ずっと鼻水とくしゃみに苦しめられてきました。
毎年アレジオン系の薬に頼って症状を抑え込もうとはしていましたが、
軽減はできても完全に抑え込めることはなく、特に朝晩は猛烈な鼻水に苦しむ毎日。
去年受けたアレルギー検査VIEW39でも、やっぱりスギ花粉に反応出たしね。
もし「花粉症なんですか?」と質問されれば全力で胸を張って「はい!うるせー!死ね!」と言える、
そんなレベルの花粉症患者でございます。
そんな自分が、この2020年3月も中旬に差し掛かって、花粉症による症状一切なし。
症状が出ないためいつも飲んでたアレルギー薬も1錠も飲んでおりません。
ちなみに2020年の花粉飛散量は、関東は去年に比べて70%以下と少なめだそうです。
(引用:tenki.jp)
にしても、この俺が薬なしで無症状でいられるわけがない。
去年のアレルギー検査時点でアレルギー持ちだったのは間違いないわけだから、
ここ最近の何かが作用して花粉症の症状が出なくなったと考えるのが妥当。
いったい何が・・・?
結論から言えば、こいつでした。強ミヤリサン錠。
えーと、この強ミヤリサン錠ってのは整腸剤です。
薬局だったらエビオス錠とかビオフェルミンとかと同じ棚に並んでます。
Amazonでも売ってます。
主な成分は酪酸菌。
なぜこの酪酸菌を飲んでいるかというと、きっかけは我が子の下痢。
こないだの年末年始に、我が子が原因不明の下痢をしていました。
別に発熱もないし腸炎や風邪の恐れはないだろうと思いつつ乳酸菌飲料など飲ませながら様子をみていたんですが、一向に症状は収まらず。
小児科で見てもらったところ「大事にいたるようなものではないと思いますが、とりあえずコレでも飲ませておいてください」と言われて薬を渡されました。
なんと我が子の下痢は10日以上続いていたにも関わらず、この薬たった1包で翌日には完全回復。
「え、何これ?効果あり過ぎて逆にコワい!」って思って調べたところ、
その薬こそがミヤBMという、酪酸菌を主成分とする整腸剤だったのです。
酪酸菌とは何か?
ビフィズス菌や乳酸菌に比べて知名度は遥かに低いですが、
酪酸菌はこれらと同じく体内で働く善玉菌です。
ネットで探しても酪酸菌の情報は少ないですが、
酪酸菌の文献や臨床データなどを参考にして酪酸菌の特徴と効果をまとめると、
【酪酸菌の特徴】
・酪酸菌は1930年代に宮入教授が発見したから別名は宮入菌というネーミング。
・偏性嫌気性菌なので空気中では活動停止状態、大腸など酸素が少ない場所で活動する。
・高熱に強く、90℃の環境でも10分以上耐えきれる。
・乳酸菌やビフィズス菌は胃液に弱いが、酪酸菌は胃液へっちゃらで腸まで届く。
・酪酸菌の過剰摂取による副作用の報告はない。
・発見以来、長く日本やアジアで使用され続けていて信頼性高い。
・乳酸菌と酪酸菌を同時に摂ると、酪酸菌の増加数がめっちゃ促進される。
【酪酸菌の効果】
・酪酸菌はビタミンB群、ビタミンC、オリゴ糖、機能性アミノ酸など有用な栄養分を生産する。
・酪酸菌が生み出す酪酸が、大腸にとっての活動エネルギーの大半を占める。
・大腸が活動的になれば腸内酸素が消費されて、酸素嫌いなビフィズス菌に有利、酸素好きな悪玉菌に不利に働く。
・酪酸によって腸内粘膜の細胞修復が促進される。
・酪酸によって腸のぜん動運動が促進されて便通が良くなり、老廃物の代謝が促進される。
・酪酸によって炎症や潰瘍を小さくする作用が確認されている(大腸がん予防も期待)。
・実験にて、大腸菌や赤痢菌の増殖を顕著に抑制することが確認されている。
・実験にて、大腸菌の毒素の効果を抑制することが確認されている
酪酸菌の情報参考にしたサイト:
→酪酸菌の科学
→日本医事新報社 整腸剤の使い分け
→酪酸菌による腸管病原菌抑制作用
→王子食品株式会社 酪酸菌
→酪酸菌大百科 注目を浴びている酪酸菌
調べれば調べるほど無敵な菌ですな。
腸に対していい影響あり過ぎだろ酪酸菌。
元々乳酸菌フェチで、いろんな乳酸菌飲料を飲むたびに「これで俺の腸内フローラがまた強化されるぜゲヘへ」なんて感じでいた自分が、こんな魅力的な菌に飛びつかないわけがありません。
すぐにAmazonで酪酸菌で検索し、この強ミヤリサン錠を見つけて購入しちゃいました。
説明書きには、1日3回、1回につき3錠なんてありましたが、
そんなに飲まなくてもうっすら長く愛用でいいだろと思って、
とりあえず夜寝る前だけ3錠飲む生活を、1月上旬よりスタート。
そしたらねー、とりあえずスゴイ出るのよ。
ウンコが。
元々乳酸菌を意識した生活をしていたせいか毎日の朝のトイレ習慣は安定していたんですが、
強ミヤリサン錠を始めた後は、それにプラスしてお昼とか夕方とかにも便意がくる。
しかもそれなりの量がスルスルスルーッって。
食べた量より多く出ている気がしてちょっと焦るぐらい(笑)
確実に自分の腸内で何かの変化があったんだろうなぁと。
「腸内環境が整えば免疫機能が上がる」ってのはよく耳にしますよね。
ちょうど1月から2月末まで公演稽古&本番期間中だった自分。
風邪やインフルエンザのリスクを少しでも下げれるならこれはいいやと、ミヤリサンを継続することにしました。
そんな1月下旬の暖かいある日、稽古場で役者仲間の誰かが言いました。
「今日、もう花粉飛んでるよね?鼻水やばい!」
そう、今年は飛散が例年より早かったそうで。
稽古場にいた花粉症持ちの役者たちはみんな早々に鼻水をグズグズさせておりました。
自分も「あ、やべえ、早く花粉症の薬もらいに医者行かなきゃ。」と思ったんですが、
稽古や仕事でそんな時間もなかなか取れないまま数日経過。
そこで気づいたんですよね。
「俺・・・なんでまだ症状出てないの?」って。
同じ稽古場に長時間篭っている他の役者に症状出てるわけだから、
稽古場内にもいくらか花粉が入り込んでいるはず。
自分もまちがいなく花粉は吸いこんでいます。
となると、自分が花粉症を発症しない体に変化したってことになるわけで。
今回の芝居は肉体トレーニングが必要で負荷の高い芝居だったけど、
運動しまくってた昔も花粉症の症状出てたから運動は関係ないはず。
食生活も去年や一昨年に比べて大きくは変えていない。
睡眠時間もそれほど変化ないし。
うーん、何が変わった?
去年と違うことって何かしてるか俺?
って考えたら、
あ、強ミヤリサン錠飲んでるじゃん。って結論になったわけです。
免疫機能が正常になればアレルギー症状も改善するってのもよく聞きますが、
たぶん酪酸菌の働きで花粉症の症状が出なくなったんじゃないかと。
元々乳酸菌はいっぱい摂るようにしていたので、
それを助ける酪酸菌の補給は余計に効果テキメンだったのかもしれませんね。
はい、というわけで2020年3月16日現在、
いまのところ花粉症の症状なし!
今年は3月下旬に向けて飛散量も収まっていく予想らしいので、
これ、もう花粉症治った宣言していいよね?
じゃあ、そういうわけで、
(息を大きく吸って)
花粉症治ったぞオラ!
バンザァーーーーーーーーイッ!!
はい、この新型コロナ騒ぎでちょっとダウナーな気分の日々が続いていた今日この頃。
個人的にはプラスなニュースだなと思ってはしゃいでみました(笑)
あ、ちなみに自分は医者でも薬剤師でもないので、
「酪酸菌で花粉症が絶対治る!」とは死んでも断言できません。。。
っていうかそういうの薬事法に引っかかっちゃうし。
でも、とりあえず自分の花粉症の症状がゼロになったのは事実。
去年と今年のライフスタイルを比べて、その原因として思い当たるフシが酪酸菌しかないというのも事実です。
自分のカラダだけについて言えば、「酪酸菌の影響で花粉症治ったと思われる」ってのは高い信憑性。
「酪酸菌を飲んでいつぐらいから効果が出るのか」
「何かしらの乳酸菌も併用しなきゃいけないのか」
仮に酪酸菌の影響があったとした場合、このへんも定かじゃないですけどね。
とりあえず自分の場合で状況を言えば、
「酪酸菌を飲んでいつぐらいから効果が出るのか」については、
→1月上旬から服用してて、1月末の花粉が舞い始めた時期に無症状でいられた
「何かしらの乳酸菌も併用しなきゃいけないのか」については、
→夜だけ新ビオフェルミンSを3錠服用。
あと1日1本ペースで何かしらの乳酸菌飲料をローテーション(R1、LG21、プラズマ、ヤクルト、ガセリ菌、へルベなど)。
ちなみにこれらは去年や一昨年もやっていて、花粉症の症状は普通に出てた。
って感じ。
とりあえず参考情報としてくださいまし。
毎年花粉症に苦しんでるって方、
「花粉症治ります!」とはお約束できませんが、
とりあえずダメ元で酪酸菌試してみたらいいんじゃないでしょーか。
強ミヤリサン錠は330錠のやつならAmazonで2,000円ちょいぐらいです。
薬局でも普通に置いてます。
チャレンジしてみたいって人はぜひーっ!
もし今後「この記事読んで酪酸菌始めて花粉症治ったよ!」って人がいたら、
それもぜひ報告くださいましー!
コメント
ブログを見て酪酸菌試してみましたが明らかに症状軽くなりました!!
アレグラ併用ですが今年は苦しまずに乗り切れそうです。
ありがとうございました!!
少しでもお助けができたようであれば幸いです!ヽ( ´¬`)ノ
今後もしアレグラなしでも症状出なくなれば完治ですね♪
そのときは宜しければまたご報告くださいませー。