さぁ、KEISOUを走り抜けた役者紹介、第6回!
今回は継チームの室役を演じた、小山貴司だ!
通称小山くん。
小山くんはラゾーナ川崎プラザソルに小屋つきとして勤務している。
俺も何年も前からプラザソルで公演打たせてもらっていたので、お互いに早い段階で顔は知ってる仲だった。
同じ役者として共演したのは2017年の再演パンクドランカーのとき。
残念ながらそのときは逆班だったので同じ板をってわけにはならなかったけど。
そのときから独特の空気感を持った役者だなぁと感じていた。
だから今回初めて同じ板に立ち、
なおかつリレーチームというめちゃめちゃ絡む立ち位置で芝居ができたのは嬉しかったなぁ。
小山くん自体がかなり真面目な性格をしているので、
室をウザキャラに全振りして板の上に持ってきたときにはビックリした。
台本にないウザ台詞を次から次へと会話の隙間に突っ込んでくる。
うぜー!(笑)
正直言って、小山君はその場のアドリブで何でもできちゃうタイプの器用な役者ではないと思っていて。
あのウザキャラを成立させるために、台本と向き合って、動きを計算して、
たぶんすごい量の試行錯誤をしていたんじゃないかなぁ。
努力の男、小山貴司。
リレーチームの見せ場であった疾走しながらの独白シーンでも、
初めて稽古場でチャレンジしたときは俺も含めて誰もが上手くできなくて。
小山くんも、もちろんそうだった。
でもたくさんの稽古を重ねて最終的な伸び幅を一番見せたのは小山くんだと思ってる。
走りの速度、フォームの綺麗さ、セリフの聞き取りやすさ、足音の静かさ。
どれもが初期値を大幅に上回る成長度合いだった。
努力の男、小山貴司。(←二度目)
↑小山、うしろーッ!!の図
小山貴司、君はよく走った!
また一緒に走ろうね!
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