ミュージカル『えんとつ町のプペル』無料配信
ミュージカル『えんとつ町のプペル』、いまさらながら視聴。
すでに7月3日からYouTubeで無料公開されてたんだけど、いつでも観れると思うとなかなか食指が動かないのが悪い癖だよね。
面白そうと思えるものには、飛びつけるときに飛びついておかないと。
軽く反省。
・・・とまぁ、観るのを先送りにしてたことを反省できるぐらいに良い作品だった。
あ、妻含め知人が何人も観に行ってその感想は聞いていたので、最初から期待度は十分過ぎるぐらいだったんだけども。
妻と同じダンスカンパニーの乾直樹さんも出てるし。
期待してハードル上げ過ぎて実際観てみたらイマイチ、なんてこともなく心から楽しめた。
自分が最近、親子モノの話にはとんと涙腺弱くなってるのもデカいけどね。
そういや先日はテレビではじめてのおつかいで涙出そうになった。
昔はあの番組あんまり好きじゃなかったんだけどなぁ。
年取って子供できると人間変わるもんです(笑)
絵本読んだときはあんまり感じなかったけど、こうやって舞台化されたものを見ると『ダブリンの鐘つきカビ人間』と重なる部分は多いね。
西野さんが後藤ひろひと作品語ってたことがあったような記憶があるので、何かしらの影響は受けてるのかも。
逆に考えるとダブリンもミュージカルと親和性高いのかもしれないなぁ。
ラストのおさえちゃんの長台詞、凄腕ミュージカル演出家だとどんなふうに創り上げるんだろうか、なんて考えるとちょっとワクワクする。
だれか、是非ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』やってください。
おれ絶対観に行きます(笑)
ほいほい、ミュージカル『えんとつ町のプペル』、
元々はブロードウェイで上演しようとしてコロナ影響で公演中止になった経緯がある。
それなら日本で先にやっちまおうってことで、日本に逆輸入した形だそうで。
作曲や演出にガチ本場の人達が関わっているという、実はとんでもない企画なのよね。
キャストも元・劇団四季やミュージカル界の新進気鋭が多数揃ってるし。
それの本番映像がこうして無料配信されてるってのは、観終わった後の今でもにわかに信じがたいことではある(汗)
無料配信の理由は、ミュージカル作品としてプペルの認知を高めるため。
大人も子供も一緒に楽しめるジブリ作品的な知名度にまで昇華させて、ブロードウェイに通用する日本産ミュージカルとして打ち出していきたい狙いらしい。
子供のときにこれを見てミュージカル俳優を目指すようになりました、みたいなことが将来出てくるのなら、それは最高なことだよね。
素晴らしい試みだと思う。
本番90分と気軽に視聴できる尺だし、まだ観てない方はぜひ。
このクオリティの作品を無料公開してくれるケースなんて他ではなかなかないです。
ぜひミュージカル好きな方も、ミュージカル初めての方も、舞台自体が初めての方も。
観てみてくださーい!
ついでにアンチ西野な方も、ね。
アンチな人は彼に「金儲けにしか興味がない守銭奴」「芸術を食い物にしてる侵略者」みたいなイメージを持っるのかもだけど、その守銭奴が実際に作った無料公開のミュージカルがどんなものなのか、一度はちゃんとフラットな視点で観てもらいたいなぁと思う。
したらな!
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