「お酒飲んで記憶をなくした」なんてのはよくある話で。
自分もお酒は好きだけど、あんまり行き過ぎると記憶がなくなっちゃうタイプ。
基本的には酒を飲んでも普段より高テンションになるだけで、怒り出したり泣き出したり、人格が変わってしまったり、なんてことはないんだけどね。
翌朝になってから、飲んでたときの会話の内容や、どういったルートで帰ったのかを覚えてないなんてことがあったりする。
昔、新宿で友達と飲んでたはずなのに、気が付いたら浅草の自宅の布団の中で朝を迎えていた、ってこともあった。なぜか財布の中のお金がとんでもなく増えていて「いったい俺は何をやらかしたんだ!?」とビビってしまった思い出が懐かしい(後日確認したら、自分がお会計をみんなから集めてカード払いしていたらしい)。
まぁ、こういったこともあるわけで。
お酒といえば「記憶ができなくなる」というイメージが一般的なんじゃないでしょーか。
しかし、最近まったく逆のニュースが出てきた。
なんとアルコール摂取によって記憶力が高まるかもしれないという話。
英エクセター大学が2017年に研究したものらしい。
簡単にいうと、単語を覚えさせる学習を90人に行わせ、その晩にアルコールを摂取するグループと摂取しないグループに分けた結果、アルコールを摂取したグループのほうが翌日良い成績が出たという話。
母数が90人だけなので信頼性はビミョーなのかもしれないけど、もし本当なら興味深い話だよねー。
メカニズムは完全に解明されていないけど、お酒を飲んでるときは記憶力が低くなるのは間違いない。
そのため勉強後にアルコールを飲むと、アルコールを飲んだ後から入ってくる情報がシャットアウトされるやすくなるから、結果的にアルコール摂取前の情報を記憶する力が強まるんじゃないか、っていうのがもっぱらの予想らしい。
アルコールがまさか記憶を助ける結果になるかもってのは面白いね!
舞台やってる以上、台本を覚える作業ってのは必ず発生する。
俺、長年演劇やっててこの台本覚える作業とゲネプロがとってもキライだったりして(笑)
何度ドラえもんが出てきて暗記パンくれないかと考えたことか。
このアルコールで記憶力向上ってやつ、もしかして使えるのかな?
台本がんばって覚えたあとにお酒飲むだけでいいんだったらメッチャ簡単。
今度また台本覚えるときには試してみようかー。
でも考えるとコレ、あながち的外れでもないのかなって。
大学時代に演劇部で稽古終わった後は9割方飲みに行ってたしなー。
稽古終わってワイワイ飲んで翌日もまた稽古行って、の繰り返しだったけど、パフォーマンスけっこう良かったような気がする。真面目にまっすぐ家に帰った翌日に良いパフォーマンスができたかって言われると全然そんな印象がない。
ま、ただの飲んだくれの言い訳かもだけど(笑)
2017年の研究らしいけど英エクセター大学さんはまだこの研究続けてるのかなぁ。
ぜひとも良い形で続報とか出してほしいっす!
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