育児で外出がしづらい人の強い味方、Amazonプライムビデオ!
今日は「ビック・クラブ・パニック」だよ!
もう、予告動画の時点で嫌な予感しかしないB級モンスターパニック映画です。
本作でモンスターとして襲ってくるのはもちろんカニ。
巨大ガニVS人間って、もうソッチ系が好きな人にとっては大好物以外の何モノでもないですな。
簡単にあらすじを書くと、
(※ネタバレ込み)
田舎町で暮らす父と母とその娘メリッサ。
父が研究していた動植物の成長を促進させる実を、娘が懐いていた野生のカニに与え続けている。
しかしある日、父と母は研究物の誤爆により事故死してしまう。
それから20年後ぐらい。
メリッサは大人の女性に成長しているが、なんと例のカニも成長を続けており、車を越えるぐらいのサイズにまで成長していた。
カニはメリッサにとても懐いていたが、実はカニはメリッサの知らないところで出産をしていて、その子ガニ達は人間達を容赦なく襲ってしまう。
街の住人たちが子ガニを殺したことから親ガニも怒り出してしまい、そこからカニVS人間たちの全面対決へ。
戦闘機まで出動してくるほどの大きな戦いとなる。
カニを守りたいメリッサとその仲間達は、脱皮したカニの殻を使ってカニの死亡の偽装に成功。
山奥でこれまでどおり平和に暮らしましたとさ。
おしまい
うむ、おかしい・・・・。
Amazonプライムの映画のあらすじはコレなんだけど、
隕石、出てきません。
古代蟹、出てきません。
予告動画の中でも「巨大隕石が地球に落下!」ってテロップ出てくるんだけどね。
本当に隕石はカケラも出てきません。
これはいったい!?
元々はそういう話を作ろうとしてたけど、制作段階で大きくストーリーが変更されたってパターンなのかな?
もはや完全に隕石詐欺、古代蟹詐欺になっとる(笑)
映画の紹介文、誰も修正する気ないんだろうか。。。。
ちなみに作品としては、かなりの下の下の下でございます。
CGはいっさい使わず、レイ・ハリーハウゼンの得意としたコマ撮りアニメーションを使ってカニや戦闘機を描写していて、その結果、超絶チープクオリティとなっています。
いい風に言えば「味がある」と取れなくもないけど、いや、ちょっとコレは。。。
2016年の映画だって言っても誰にも信じてもらえない自信がある(汗)
B級モンスターパニックとしても、ちょっと落第点かなぁ。
前半からストーリーのテンポ悪いし、
主人公もだいぶ性格がアレだし、街の住人にも印象がいいヤツ誰もいないし。
モンスター襲撃シーンもありきたりで地味。インパクトなし。
いい意味のクソ映画を求めてたんですけどねー、
ちょっとこのビッククラブパニックは違ったかなぁ。
残念!