【ライフハック】白票なんか投票しても無意味なことに早く気付こう

白票なんか投票しても無意味なことに早く気付こう

白票は無意味

 

先日、参議院選挙が行われましたが、そのさなかで浅野忠信さんのツイートが話題になりました。

 

 

 

「投票は白紙でもいいんだって」

 

これはすぐさま多くの人が「白票はダメでしょ!」と反応。

批判リプライを送りまくりました。

浅野さんはこれらの批判を自らRTし、自らを悪役にしながらも「白票NG!」を世に広く伝えることとなりました。

 

 

これは最初からそういう策だったのか、

うっかりつぶやいてしまった後の火消しの方法が良い流れに向かったのか、

それは誰にもわかりませんが。

 

これがプラスの結果になっているのは、浅野さんの人柄によるところが大きいのかなと思います。

浅野さん嫌いって人、あんまり出会わないもんね。

普段からの信頼ってこういうときにやっぱり大事になってくるもんだなぁ。

 

 

 

 

閑話休題。

 

 

 

はい、自分も白票NG派です。

白票は無意味だし、無駄。

するべきじゃないと思ってます。

 

 

自分のイメージだと、うーん、そうですね、

通常の投票に1の効果があるとすれば、白票は0.001、投票に行かないのはゼロって感じでしょうか。

投票に行かないのに比べりゃあ、白票にもわずかに効果があってマシとも言えますが、所詮は目くそ鼻くそレベルかなと。

白票も無意味だと言い切ってしまって構わないと思ってます。

 

 

 

白票の否定に関してはこんなエントリーを見かけました。

→のほほんスマッシュ「選挙で「白票を投じる」意味はあるのか?あれこれ調べてみた」

 

リンク先を読んでいただければわかりますが、要点は大体こんな感じです。

・白票は無効票の中にカウントされるため、白票単体での数が誰にもわからない。そのため「白票が集まれば意味や効果が出る」が成立しない

・白票によって投票率だけは上がるが、有効票だけで勝敗を決する現制度においては、無効票込みの投票率を上げても意味がない

・白票によって選挙参加してる意義を持つという人がいるが、白票がいたずらと同じ無効票にカウントされる以上、自己満足に過ぎない

・選びたい候補者がいないなら、「こいつにだけは勝たせたくない」という戦略的投票のほうが望ましい

 

自分としては、概ねこれらに同感です。

 

白票は無効票扱いでしかないし、無効票による投票率の底上げの意味は薄いし、白票入れて政治参加してる気になっても自己満でしかない。

白票否定の内容としてシンプルに的を捉えていると思います。

 

 

ぶっちゃけこちらに書かれている内容だけで、

「白票は無意味」という結論を出すのはすでに十分過ぎるぐらいではあるのですが、

ちょっと自分なりの意見もプラスアルファして書いてみようかな、と。

 

 

論じる点は次の4つー。

 

1.白票は白票としてカウントされず、すべて無効票にカウントされる

2.白票が多くなると政治家の考えが変わる?

3.投票したい人がいない問題について

4.白票の割合が増えれば増えるほど新しい風は吹かなくなる

 

 

1.白票は白票としてカウントされず、すべて無効票にカウントされる

これを意外に知らない人が多いみたいで。

投票された結果について、正しく候補者名や政党名が書かれていないものはすべて無効票に分類されます。

 

投票者の名前の漢字を間違えた場合も無効票扱い。

立候補してない人の名前を書いた場合も無効票扱い。

何も書かれていない白票も無効票扱い。

「該当者なし」って書いた場合も無効票扱い。

長文で政治に対する熱い想いが書かれていても無効票扱い。

いたずらで「ちんこ」って書いた場合も無効票扱い。

 

これらはぜーんぶ無効票として一緒にカウントされているので、

無効票の中に白票がどれだけあっても、その割合は世に出ることはありません。

すべてひっくるめて無効票扱いです。

 

別にあなたが、

「いまの政治家には信用できる人間がいない、

 それに対してこの白票が俺の意思表示だ!くらえーーーッ!」

と意気込んで白票投票するのは勝手ですけどね、

 

その票はイタズラでちんこって書いた票と完全に同じ扱いとしてカウントされています。

つまり、もたらす結果から見れば、ちんこ票=白票に相違ありません。

 

あなたがその白票にどんなに胸熱い魂の叫びを込めていようが、

機械的に開票作業にあたっている担当の一人が「はい、無効票1」って思うだけ。

イタズラちんこ票とまったく同じ、ただの無効票1。

世の中に与える影響はまったくありません。

 

あなたが白票でやりたいことはこれですか?

 

 

「白票が集まれば世の中が変わる」って主張してる人に問いたい。

白票=ちんこ票=無効票、という現実をふまえると、

ちんこ票が集まっても世の中が変わるって主張してることになるけど、そのへんはいかがお考えですか?

 

 

 

2.白票が多くなると政治家の考えが変わる?

SNSを眺めていると白票肯定派の意見も多くみかけますし、

白票をめちゃくちゃ推してるサイトもあったりします。

→日本未来ネットワークHP

 

こういった白票肯定派の意見の大多数が

「投票に値する候補者がいない。白票で現政治家にノーを示そう!」

という主張をしています。

大多数っていうか、ほぼすべてと言っていいかな。

あと「白票を入れることで投票率はとりあえず上がるから、それを政治家が気にするようになるさ!」とかね。

 

 

はっきり言います、

白票による「ノー」は、まったく政治家に響いてません。

無効票の数なんてまったく政治家は気にしていません。

 

 

2019年の参議院選挙は、改憲について問われる選挙でもありました。

今回の選挙でも白票を投じた人がある程度いらっしゃるかと思いますが、

現政治のトップは、こんなこと言ってますよ。

 

「新しい令和の時代の国作りをしっかりと進めよ、と国民の皆様からの力強い信任をいただいたことに厚く厚く御礼を申し上げます」

 

 

今回の選挙の投票率が50%切っているのは周知の事実ですよね?

投票してない人が半分もいるのに「力強い信任をいただいた」って言ってます。

また、ほかのいろんな場所でも「これが民意だ」って言ってます。

 

投票してない有権者50%分の意見を眼中に入れないこの人が、

無効票やその中の白票を気にしてるように見えます?

「白票があったのか。我々への信頼もまだまだだな、国民から信頼を獲得できる政治をしていこう!」と考えているように見えます?

もしそう見えるっていうなら、どうやったらそう見えるのか私に教えてください。

 

 

断言しますね。

 

当選者は無効票なんて1ミリも気にしていません。

 

 

当選者にとって大事なのは無事に当選できたという事実だけ。

当選さえしちゃえば「これが民意だ」って何の恥じらいもなく言い切っちゃいます。

当選した選挙で棄権や無効票がどれだけあろうと知ったこっちゃありません。

 

逆に白票を入れて票を浪費してくれれば、組織票が強みの有力者さんたちは大喜びでしょうね。

「無効票が多いおかげで盤石で当選できるねラッキー」って。

あなたが白票でやりたいことはこれですか?

 

 

っていうか、いまの政治を信用できないと思ってるから白票入れるんですよね?

その信用できない政治をやってる政治家たちが、無効票を自分達へのノーだと受け止めて誠実に対応してくれると信じてるって、それめっちゃ矛盾だと思うんですが。。。

 

教えてください、いまの政治家さん達の中で「無効票の多さを見て嘆き、襟を正してくれそうな政治家」って誰ですか?

思い当たる人がいるのであれば、その方のお名前を教えてください。

少なくとも自分には思い当たる方はいません。

 

 

候補者が気にしているのは、無効票ではありません。

無効票だらけで引き上げられた投票率でもありません。

候補者の襟を正させる力があるのは、自分の当選と落選を左右する誰かの名前が書かれた有効票です。

 

 

3.投票したい人がいない問題について

さきほども書きましたが白票を投じる人の理由の多くは、

「投票したいと思える人がいない」というものです。

 

誰もが聞こえのいいことを言っている、ロクな人がいない、誰に入れても一緒、などなど。

まぁ、気持ちは痛いほどわかります。

 

 

 

でもね、

 

 

 

いつまで白馬の王子様を待つつもりだと。

 

 

 

あなたの理想通りの政治をしてくれる白馬の王子様。

あー、ステキですね。

あこがれるゥ!

 

来ねぇよ一生!( ゚ 3゚)≡∴ペッ!

 

 

もしあなたの身近に婚活パーティーを繰り返している男友達がいたとして、

「石原さとみみたいな子に巡り合えるのを待ってるんだ」って言ってたら止めません?

私は間違いなく止めます(笑)

現実を見ろと。

(※追記 石原さとみさん、結婚しちゃいましたね。別の国民的アイドルで置き換えてください)

 

 

あなたの夢をすべて実現してくれる政治家なんて、待ってたところで今後も現れません。

 

 

また婚活パーティーなら好みの人がいなけりゃ今日のところは引き下がろう、でいいですけどね。

残念ながら選挙は違います。

たとえそこにビミョーな人しかいなかったとしてもね、そこで選ぶしかないんです。

だって、その中の誰かに必ず任せなきゃいけないことが決まってるんだから。

「該当者いないからパスで~」とかできないんですよ。

 

もしどの候補者が良いかを決めるのが無理なら、誰が少しでもマシかで構いません。

もしマシなのさえいないなら、誰がイヤで当選を阻止するべきかで構いません。

「どの選択肢が自分の生活のために1ミリでもメリットがあるか」を基準に選びましょう。

たとえどんなに状況が悪かろうが、自分にとっての最善策を、ね。

 

先にも書きましたが白票を入れる行動は、結果として地盤の強い有力者に力添えをすることになります。

どんなポリシーを持った白票だろうが、地盤の強い人に1票ぶんの得をさせるだけ。

いまの政治にノーを突きつけるつもりの白票で、現政権にオイシイ思いをさせている。

 

あなたが白票でやりたいことはこれですか?

 

 

4.白票の割合が増えれば増えるほど新しい風は吹かなくなる

白票肯定派の意見を見てるとよく、

「白票が投票の半数を占めるようになればメディアでも報じられるようになり、政治家も無視できなくなる。結果政治が良くなる!」

みたいなのがありますが。

仮に白票が大半を占めるようになると、ものすごい大きな弊害があること気付きませんかね?

 

 

そう、大きな後ろ盾を持たないような新人は、白票の割合が高くなればなるほど当選が困難になります。

 

 

例えば、今の腐った政治を繰り返している候補者A(現職)と、候補者B(新人)が選挙にて争うとして。

そこが10,000人の有権者がいる地区だとします。

このうち2,000人は既得権益ズブズブの候補者Aが自分の組織票として固めているとしましょう。

新人候補者Bは残り8,000の浮動票があるので、最初から2,000のハンデがあって厳しくはありますが、頑張り次第で当選の目はちゃんと残されています。

 

白票が少なければ浮動票が多くなるので組織票の影響が少なくて済む

 

 

しかし、もしここで「みんなで白票を入れようぜ」なんてムーブメントが起き、浮動票8,000のうちの半分が白票を入れてしまったらどうなるでしょうか?

組織票が2,000、浮動票からの白票が4,000となると、残りはたったの4,000しかありません。

現職の候補者Aに2,000票差をつけられた状態から、残りたった4,000票を争って新人候補者Bがこれを逆転するって、普通に考えて無理ゲーです。

 

白票が多くなればなるほど組織票が活きる

 

 

こんな絶望的な状況でわざわざ立候補するって、状況判断ができないほど能力が低い人か、出馬による売名行為が目的の人か、立候補による正義感自己満足オナニーがしたいだけの人しかいないと思います。

その人が優秀であればあるほど、こんな勝ち目ゼロに等しいような選挙にチャレンジしようと思わないでしょう。

つまり、優秀な人材であるほど選挙にそもそも出馬しない世の中になります。

 

あなたが良かれと思って白票を入れれば入れるほど、新人に当選の目がなくなり、新人の選挙出馬意欲を削ぐことになってるんですよ。

既得権益ズブズブの組織票持ちの古狸はおかげで大喜び。

白票の割合が多くなればなるほど政界に新しい風は吹かなくなります。

早い話が、白票が世代交代を邪魔してます。

 

あなたが白票でやりたいことはこれですか?

 

 


白票に効果はない、で結論

はい、結論として言うまでもありませんが、白票は無意味です。

これは絶対だと断言します。

4のことを考えると、むしろ白票は害悪です。

 

投票に行くなら、白票ではなくちゃんと候補者(政党)を選んで名前を書きましょう。

たとえ投票したい候補者がいない場合でも、その中で選びましょう。

あの池上彰さんも「投票したい人がいないなら、この人だけは嫌だって人を消していってマシな人を選びましょう」と言っています。

消去法は恥ずかしくもないし卑怯でもない、立派な選択方法です。

 

 

個人的には「任せられる政治家がいない、いまの状況にノーを示したい」って感情もメチャクチャ理解できます。

ぶっちゃけ自分も現在進行形でそう思っていますし。

そういう考え自体はけっして悪いものではないとも思います。

 

 

でも、それを白票で意思表示しようとするのは間違いです。

 

 

そのポリシーからくる行動は効果ゼロどころか、組織票が強みの有力者の後押しでしかありません。

結果を悪くするだけのポリシーじゃあ、ただの自己満足もいいとこ。

繰り返しますが、あなたが白票でやりたいことはそれじゃないですよね?

 

 

 

もし、あなたが本当に何かを変えたくて今の状況にノーを示したいのであれば、

白票ではなく違う方法でそれを行うべきです。

 

 

考えてみてください。

 

我々の意志で誰に政治を任せるかを決めることができる日は、この選挙の日しかないんです。

参議院選挙だけで考えれば3年間でたった1度きりしかない。

約1,000日に1度しか来ない、唯一政治家を私達の手で決めることができる日なんです。

 

その唯一のチャンスの日にですよ、

「誰にも届かない、当選者も1ミリも気にしない、ちんこって書いたイタズラと同じ無効票としてカウントされる、結果組織票持ちの現行政治家の援護射撃になって、新進気鋭の若手の当選の邪魔をするだけ」の白票で、あなたは何がしたいんですか?

そんなもので「俺は政治にノーを示してやったぜ!」と意気込むんですか?

 

 

選挙は政治家を決める日であって、意思表示をする日じゃありません。

そんな日に、閉ざされた箱の中に向かって王様はロバの耳して、何か一石投じた気になってどうすんのよ。

意思表示したけりゃ、ぜひ全世界フルオープン365日24時間自由に使えるTwitterでやってください。

 

いまはTwitterでも何でも、いくらでも情報や意見の発信ができる世の中。

政治家本人もアカウントを持っているのが当たり前になりました。

何かがバズればそれが大きな場所に届くことだってありえます。

行動を起こしたいと思えばネットで呼びかけて人やお金を集めることだってできるでしょう。

現政治にノーの意思表示をしたいのであれば、やり方はいくらでもあります。

 

もちろんどんな方法も成果につなげるのは簡単なことではありませんが、

少なくとも白票よりは何かを起こす力は100倍も1000倍もあると思いますよ。

 

 

政治家にノーの意思表示をすることは、いつだってできます。

やろうと思えば毎日だってできます。

でも政治家を決めるのって、投票というたった1回のチャンスでしかできないんですよ。

どうかそのたった1回のチャンスを無駄に使わないでくださいませ。

 

 

したらな!

 


【追記】

残念ながらプーチンによるウクライナ侵攻、いわゆる「戦争」が引き起こされてしまいました。

もしあなたがロシア国民で、もし今日ロシア次期大統領選挙があったとして。

政治を変えたいあなたは、この状況でも白票を入れるんでしょうか?

「白票が沢山集まればプーチンが我々の方を見るようになるぞー!」って言いながら。

そこに答えがはっきり出ていると思いますよ。

コメント

  1. 匿名 より:

    確かに「無効票」の内訳は白票、漢字ミス、落書き等いろいろあると思いますが、無効票全体に占める白票の割合が公開されているわけではないですよね。
    無効票数を100として白票98/漢字ミス1/落書き1である可能性も、また白票50/漢字ミス30/落書き20である可能性も否定できないわけです(後者は流石にないと思いますが)。

    白票そのものは棄権と異なり、「誰にも投票しない」という明確な意思表示の意味合いを持ちます。
    それが無効票のうちどの程度の割合を示すかによって、無効票の意思表示の度合いは変化しますが、割合が分からない以上は何とも言えません。
    白票には「意味がある!」とも「意味がない!」とも断言できないわけです。
    それをあたかも答えが100%決まっているかのように書いてしまうのは如何なものでしょう…

    • 中西浩 より:

      100%意味がないと断じるのは乱暴かもですが、ずらーっと書いているとおり、それぐらいに薄い効果しか期待できないと思っています。

      2でも触れていますが、政治家にとって無効票自体(白票割合に関係なく)がオイシイ存在であるのが問題なんですよね。こちらが思う「誰にも投票しないという明確な意思表示」が結果として政治家側には「組織票ウマー」になって、報われていないというか。

      せめて公的な選挙に「不信票」みたいな項目が正式にあって、それがメディアでも多く取り上げられるようなことになれば何か変わるかもしれませんね。

    • とと より:

      誰にも投票しないという明確な意思表示の意味合いを持ちます、って盲信がすでにズレてる

      • 名無し より:

        わかる。
        っていうか、コメ主は本文読んでないに一票

        • とと より:

          ですよね。
          本文ちゃんと読んでたら無効票の内訳がどうとか言い出さないと思います。
          内訳がどうであろうが無意味って話なのに。

      • より:

        > 白票そのものは棄権と異なり、「誰にも投票しない」という明確な意思表示の意味合いを持ちます。

        人に断じるなと言って、自分はそこを断じるのかよって感じですね。
        「明確な意思表示の意味合いを持つ」だなんて当人がそう信じたいだけでしょうに。

  2. 匿名 より:

    与野党の二択だと「どっちも変わらん」から
    白票しか選べない
    無意味だろうが、仕方がない
    自公政権にNOというほどの嫌悪感はないが、投票するほど推したいわけでもない
    野党共闘は嫌いな党が入っているから投票したくない
    政治を変えるという野党自体が旧民主の頃から変わらないのだからそんな奴らの「変える」に期待できない
    白馬の王子は期待してないが、せめて「新時代」を感じさせる候補者が出てきて欲しいところ
    小選挙区は白票にせざるを得なかったが、比例はとりあえず記載した
    記事に書かれてるほどの「意思表示」したいわけでもないからずらーっと書かれてもなーんも響かん
    0と0.00001だろうが意味あるならいいだろって感じ

    • 中西浩 より:

      意味が非常に薄いとわかった上でそれでも仕方なく白票という選択なら、それでいいんじゃないかと思います。記事の趣旨としては、白票に大きな意味を感じて意気揚々と白票入れようとしてる人達にちょっと待ってよ、ってものなので。

      何かを感じさせてくれる候補者の登場は本当に期待したいところです!

  3. 匿名 より:

    ちょっと趣旨がずれちゃうかもしれませんが、パッとしない中で消去法で選んだ結果、多分良いとはいえない所に投票したって後ろめたい気持ちになる必要は全くないってことで良いんですよね?

    • 中西浩 より:

      それでまったく問題ないと思います。誰に投票するかは完全自由な権利ですし。自分が投票した先が結果的に他者から人気サッパリなかったとしても、全く気にする必要ないと思います!

  4. Sharkey より:

    丁度先程投票行って来ましたが、まぁ白票にするか物凄く悩みましたね

    少し取りとめなく、且つそもそも論になるので論点は異なりますが…そもそもNGな候補者しかいないという状態そのものに危機感しかありません
    つまり”誰に投票するか->白票or非白票”は国民側の議論ですが、”誰が立候補するか”という政治家側の議論が必要なのではと凄く思います

    2021年の選挙など全員揃いも揃って「搾取とバラマキ」を謳っているに他なりません
    低所得者を目先の10万や20万で釣り、高所得者には更に負荷を押し付け、政治家は私腹を引き続き肥やしますという発想を違う言い方しているだけなので…

    一方人口ボーナスは下がり続け、何十年と言われている少子高齢化も全く改善せず、年金なんてポンジスキームのまま放置しているから少子化に伴って崩壊は時間の問題(iDecoやNISAは崩壊を前提としている国策)、国全体としてはもうデジタル後進国と言われて諸外国からは正直相手にされないレベル

    モノ作り大国と嘗て言われた日本の強みも、”グローバル化”というバズワードに踊らされてとにかく外国人を受け入れれば良い!留学経験あれば良い!英語喋れたらグローバル!という短絡的かつ非本質的で表層的なステータス主義によって、単に諸外国の人間に日本の技術力を教え込んで結果的に他国へ返すと言う愚行を行ったに過ぎません

    オックスブリッジを始め、世界の名門は寧ろ国際生には自国の学生よりも高い学費を請求してなお世界中から志願者が集まりますが、日本はと言えば皆が崇拝している東大ですら”外国人の皆さん優遇してあげるから頼むから来てお願い”とばかりにへつらわないと中々人が集まらないですし

    結果、今や盤石だった自動車産業なんかも中国に抜かれつつありますよね
    C.A.S.Eの時代である以上、デジタル後進国の日本では今後も到底太刀打ちできないでしょうし

    こうした本質を中長期的にどの様にアプローチするか、など言及している人は一人もいません
    もう”今年はいい候補者いないっすねー”とか言ってる余裕は無いと強く思うのは私だけでしょうか

    先進国の先頭を行っているならまだしも、ド底辺、下手したら発展途上国と呼ばれて差し支えないのに、幾ら何でもそんな悠長な…と思いました

    私は選挙権を持って間もないので、日本の過去の政治の様相については知りませんが常に日本はこうだったのでしょうかね…
    分かり易く極端な例を出せばポルポトとヒトラーしか候補者しかいなければ”いやマシな方って言われましても….”となる様に自分の票を正当化する考え方が捻じり出そうにも捩じり出せない

    白票は無意味か、有意義かの議論よりも、そもそも日本では何故まともな人間が政治家にならないのか、から考えて対処した方が良い様に思いました

    • 中西浩 より:

      おっしゃるとおり「日本では何故まともな人間が政治家にならないのか」というような問題も、現政治で何とかしなければいけない何千とある課題のひとつですね。個人的には白票の件とどちらから対処したほうがいいかというよりは、政治家側の問題は政治家が、国民側の問題は国民が、どちらも同時進行で対処をしていくべきなのかなぁと思っています(現状が対処の方向に進めているかどうかはアレですが。。。汗)

  5. 匿名 より:

    政治家へ白票を向けるんじゃない。
    「白票(無効)が多い」というニュースを国民が知ることが大事なんだ。

    ちんこだろうがうんこだろうが、政治に関心はあるよ。でも候補者なんてちんこだしうんこだろ。って意見の方が多い、と<>選挙なんだ。だから選挙速報があるんだよ。

    選挙特番を癒着や策略だけに使わせるな。受け身の国民がバカを見る

    • 匿名 より:

      政治家へ白票を向けるんじゃない。
      「白票(無効)が多い」というニュースを国民が知ることが大事なんだ。

      ちんこだろうがうんこだろうが、政治に関心はあるよ。でも候補者なんてちんこだしうんこだろ。って意見の方が多い、と「国民が知るための」選挙なんだ。だから選挙速報があるんだよ。

      選挙特番を癒着や策略だけに使わせるな。受け身の国民がバカを見る

      一部ぬけてしまったので訂正です

      • 中西浩 より:

        たとえ白票が多くなっても、さらにそれがニュースに大きく取り上げられて国民に周知されても、世の中が良くなるムーブメントにはならないと思ってます。結局政治をするのは政治家なので、その政治家の襟を正すもしくはロクでもない政治家を引きずり下ろす可能性が見い出せるのは、有効票と無効票どちらなのかってことだと思いますよ。

  6. 匿名 より:

    白票は意味無いにフォーカスし過ぎてて、選挙に行く事の大事さを見失ってる。記事を最後までちゃんと読んだらきっと言いたい事は誰かに投票しよう、って事なんだろうかとは思うけど、要点だけ見た人はじゃー行かなくても良いかと考えてもおかしくない。それって自分の一票が無くても選挙結果は変わらない、と言って選挙に行かない人と根本的には同じ。仮に国民の選挙への関心が上がって投票率が100%になり、有効票が50%、無効票が50%にだったとして、それでもまだ絶対に白票は意味ないと言うのかな。これだけ無効票が大きくなると次の選挙では無効票の獲得が勝敗を大きく左右するから、政治家は無視できなくなると思う。大事なのは投票に行く事だし、政治に関心を持つ事じゃないかな。あまりにも自分が行っても何も変わらないと言って無関心な人が多いんで。

    • 中西浩 より:

      読んでいて「選挙に行きましょう」のメッセージ性が薄いと感じたようであればスイマセン。

      ただ本文でも書いてるとおり、白票も棄権も目くそ鼻くそだと思ってます。なので白票入れに選挙に行くはずだった人が仮にこの記事のせいで選挙自体に行かなかったとしても、正直影響は皆無に等しいと思います。大事なのは「有効票」での投票率なので。だからこそ「最悪白票でもいいから選挙行きましょう」ではなく「選挙行って名前書きましょう」と訴えてます。

      >仮に国民の選挙への関心が上がって投票率が100%になり、有効票が50%、無効票が50%にだったとして、それでもまだ絶対に白票は意味ないと言うのかな。

      意味ないと言えますね。2の項目で書いてるとおりです。ニュースで白票の多さがどれだけ取り上げられようと、現職政治家は「これはいけませんね」と体裁上で口にするだけで内心ウマウマ、行動は何ひとつ変わらないと思いますよ。

      >これだけ無効票が大きくなると次の選挙では無効票の獲得が勝敗を大きく左右する

      一度「無効票に効果がある!」と信じて無効票を入れた人が、次の選挙で柔軟に有効票入れるようになるとは考えにくいです。大半がまた無効票を入れるでしょう。なので、無効票の獲得を政治家がわざわざ頑張る意味がなく、組織票盤石という結果をもたらすだけだと思います。

    • tree より:

      >>白票は意味無いにフォーカスし過ぎてて、選挙に行く事の大事さを見失ってる。

      白票は無意味ってタイトルの記事なんだから白票意味ないにフォーカスしてるのは当たり前かと思いますが。

  7. K より:

    白票肯定コメしてる人みんなして無効票が多くなれば政治家が変わるーって信じてるのがすごいわ。政治家不信で白票入れておいてそういうとこは政治家信じる矛盾。

    • 中西浩 より:

      白票が増えるほど組織票の影響力が強くなるって旨味が政治家側にある以上、現職政治家は白票ウェルカムですもんね。

  8. ツイッターから より:

    プーチンのくだりほんとそれ。仮に白票が大半を占めようが、その結果組織票の手助けしてプーチン再選になるだけだし彼は白票の抗議などに動じる男ではないだろう。

    白票は無意味どころか害悪。意味があるのはプーチンを落選させる対抗馬への有効票。

    • 中西浩 より:

      そう思います。プーチンが改心することはありえないですが、何らかの形で早く戦争が解決することを祈るばかりです。

  9. あああ より:

    白票無駄。白票が増えれば増えるほど組織票有利で新しい風が吹かなくなり、むしろ現状の腐った政治を助長する。こんな単純なことがわからないのが不思議でならない。

    • 中西浩 より:

      そうですね。もし仮に自分が新進気鋭の新人として出馬したとき、白票だらけ&組織票だらけの場所じゃまったく勝ち目がないってことに想像が及んでほしいものです。白票は現状への応援でしかありません。

  10. より:

    白票肯定する人達の考え方って先日のウクライナへの千羽鶴の件に似てると感じました。自分がそれに想いを込めていて、その想いは相手に伝わるはず、のような考え方。実際には組織票の力を強化させるだけの既存政治応援の効果しかない(つまり逆効果)というところまで考えが及ばないのでしょう。

    • 中西浩 より:

      そうですね。「自分は現政治にノーを示している!」と思うまでは勝手なんですが、それが政治家に伝わるかどうか、さらに政治家がそれに応えてくれるかどうかは別の話なんですよね。白票増加イコール組織票強化の事実がある以上、やはり白票は害悪としかいいようがありません。

  11. tree より:

    あれだけ非難されまくっても平然と逃げ回るパパ活議員とかいるのに、白票で政治家が変わってくれるとか妄想もいいとこですよね

    • 中西浩 より:

      本文でも書きましたが、白票で改心してくれそうな議員の名前を教えてほしいもんです(苦笑)




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