先日、大津市で衝撃的な事故が起きたのは知ってのとおり。
一児の親である自分にとっても、とてつもなく衝撃的なニュースだった。
亡くなった園児達の冥福を祈るばかり。
昔から思ってはいたけど、自動車の危険度に対する認識ってまだまだ甘すぎるよ。
「便利だけど危険な道具」といえば包丁などの刃物を連想する人が多いと思うけど、
車にくらべればその危険度は圧倒的に低いんじゃないかな。
なんせ車ってやつは、1~2トンの鉄の塊が時速何十キロメートルの速度で走っているわけで。
たった一瞬で何人もの人生を終わらせることが可能な鉄の塊。
それらが街中とんでもない数いきかっている。
しかも、それを扱っているのは人間だ。
人間ってのは、けっして安定していない。
中には運転技術が未熟な人もいる。
イライラしたり、考え事をしたりして、注意散漫な人もいる。
判断能力の衰えが自覚できていない高齢者もいる。
さらにはスピードを出して暴走している自分に酔っている者もいる。
悪意を持って他人を煽って傷つけるような者もいる。
何かで耳にしたけど、毎年の自動車事故の件数や免許保持者の数から算出すると、
確率的には、全ドライバーのほぼ半分は人生で一度は事故に遭遇する計算になるらしい。
もちろん車の利便性は圧倒的で、生活環境によっては車なしなんてありえない場合も多い。
でもさ、それがどれぐらい危険なモノなのかって認識だけは持ってほしい。
とてつもなく便利で、とてつもない危険なモノ、それが車。
世の中から不幸な事故が1件でも減りますように。
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