ライフ
育児で外出がしづらい人の強い味方、Netflix。
今回は「ライフ」を観たよ!
簡単にいうと、宇宙ステーションを舞台にしたエイリアンパニックホラー。
真田広之さん出てるよ!
はい、あらすじ!
ラストのラストまで完全にネタバレなので、それがアレな人はここでサヨウナラ!
火星に存在する生命の存在を確認するために、人類は無人探査機を火星に飛ばしていた。
探査機は火星の地表のサンプルを採集はできたもののトラブルがあり制御不能になってしまっていたが、宇宙ステーションのクルーたちは見事にそれを回収することに成功する。
宇宙ステーション上でサンプル内に単細胞を発見したクルーたちは、
実験を繰り返してその細胞を培養することに成功する。
成長を続けるその細胞にはカルビンという名前がつけられた。
しかし手のひらの大きさまで成長したカルビンは突然クルーたちに襲い掛かる。
実験用ラットを取り込み、人間は体内から食べ、どんどん大きく賢くなっていくカルビン。
さまざまな方法で隔離を試みるクルーたちだったが、カルビンはことごとくその先をいき、ついには宇宙ステーションはその機能を破壊されて地球への降下軌道を取ってしまう。
なんとしてもカルビンを地球に落としてはいけないと考えたクルーたち。
脱出ポッドは2機残されている。
1人が脱出ポッドでカルビンを道連れにして宇宙の彼方へ飛んでいき、もう1人は別の脱出ポッドで地球に帰還するという作戦を決行。
地球に降下することができた脱出ポッド。
しかし地球に着いたのは皮肉にもカルビンを載せたほうだった。。。
おしまい
はい、結末はおもいっきりバッドエンドです!
後味めちゃくちゃ悪い!(汗)
たしかにバッドエンドになりそうな雰囲気は随所から醸し出されていたんだけどね。
やることなすこと裏目ばかりで、希望が生まれればすぐに断ち切られ、っていう展開が続いていたので、ラストもそんな簡単にめでたしめでたしにはさせないんだろうなぁと思っていたら、やっぱりそうなりました(汗)
映画としては、かなり良くできてると思いました。
だいたいエイリアンものって、SF要素が強すぎたり、先の未来の話過ぎたりしてで、リアリティがなかったりするもんなんですけど、この「ライフ」は設定がしっかりしていて、遠い宇宙の話なのにぜんぜん身近な話に感じられるからすごい。
地球外生物を発見してネーミングなどで盛り上がる地球の人々の様子や、完全な隔離体制で実験を繰り返し、事故発生後も隔離に徹底するクルーたちの行動はすごくリアル。
またリアルという部分で言えば、人間の描写もすごい丁寧にされている。
地球で車イス生活をしていたクルーが宇宙では不自由なく生活できていることへの思い、
80億のくだらない人達から離れていたいという思い、
遠く離れた地球にいる出産したばかりの妻子への思い。
テキトーなB級ホラーだとそういう部分がだいたい雑なんだけどね(笑)
人間の描写がしっかりしていると行動もそれに沿ったものになるので、ホラーパートに入ってもリアリティ持ったままでその世界に没頭できるのがステキ。
あと個人的にはエイリアンの形状がいいね。
半透明のクリオネみたいな姿が原生生物感あって、無感情に食欲だけで襲ってくる感覚が余計にコワい。
食事を済ませた直後はしばらく体内が血で赤いのもリアルで、ね(汗)
あくまで宇宙ステーションのクルーが隔離を目的に奮闘するストーリーなので銃でドンパチみたいな派手さはありませんが、エイリアンパニックホラーとして良くできてると思います。
満足!!
ご興味あればご視聴あれ!
ライフ
監督: ダニエル・エスピノーサ
脚本: レット・リース、ポール・ワーニック
製作: デヴィッド・エリソン
製作総指揮: ドン・グレンジャー、ヴィッキー・ディー・ロック
キャスト: ジェイク・ジレンホール、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズ、真田広之、アリヨン・バカレ、オルガ・ディホヴィチナヤ
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