【ライフハック】こんなときでもテレビの街頭インタビューのやらせは横行している

こんなときでもテレビの街頭インタビューのやらせは横行している

やらせ

 

こないだ演劇関係者から耳にした話。

 

 

みなさん知ってのとおり、今はコロナ騒動で国から外出自粛要請が出ていまして。

にも関わらず、渋谷では多くの若者が要請ガン無視で夜遊びに出ていました。

 

テレビ局はそんな若者に対して街頭インタビューを行い、

そこでは「自分達にはコロナなんて関係ないデース!」的な趣旨の、アホなコメントをする若者の姿がたくさん映し出されました。

その放送を見て視聴者もニュースコメンテーターも、ふざけんなと憤慨していたわけですが。

 

 

実はそのアホなコメントをしていた若者の一部はやらせだったようで。

少なくともその中のインタビュー2件がそう。

 

街頭インタビューを受けていたのはエキストラ役者。

そう、この典型的な「渋谷で無責任に遊ぶバカな若者」は、

テレビ局側があらかじめやらせで用意していた人間だったわけです。

 

 

 

街頭インタビューにやらせが多いのは昔から有名な話で。

こんなのとか、こんなのとか。

明らかに同じ人物が何度も別の街頭インタビューに登場しています。

 

こういうのって、だいたい売れない俳優の卵なんかにお声がかけられて、

数千円程度の雀の涙みたいなギャラでインタビューに答えているみたいですね。

くだらねぇ。。。

こんなキャリアにも残せない仕事繰り返して、将来売れるとでも思ってんのか。

 

 

 

で、なんでテレビ局がこういうやらせを行うのかというと。

 

 

陰謀論とかが好きな人は「情報操作だ!」「都合の悪い真実を隠そうとしている!」なんて息巻くかもしれませんが、基本的には番組として撮りたい画がすでに決まっているからってのがほとんどかと思います。

 

猛暑日であれば「今日の暑さ何なの・・・」っていう死にそうな顔が撮りたい画ですし、

タピオカ特集であれば「毎日タピオカ飲んでます♪」ってテンション高い女子が撮りたい画で、

芸能人の不倫報道であれば「人として許せない!」ってぷんすかしてる顔が撮りたい画。

 

テレビ局の上層部は「こういう画が要るから撮ってこい」と、部下もしくは下請け会社に命じ、

彼らはその注文通りの理想の画を撮ろうと汗水流してがんばるわけです。

だから「街頭インタビューしてみたらこんな画が撮れた」ではなく、

「この画を撮るために街頭インタビューを行う」が彼らのやりたいことなワケ。

 

 

しかし、通りすがる人達がそんな都合よく理想のコメントをしてくれるわけがありません。

まともにやれば多大な時間と労力が必要になるでしょう。

 

そんなときに出番となるのが仕込みの人。

仕込みを使えば、いつ当たるかわからない通行人ガシャを繰り返さなくても、

理想の画がはした金で確実に手に入るわけですね。

そりゃあ利用したくなるわけです。

 

 

今回の渋谷の街頭インタビューの件について言えば、

自粛要請なのにそれを守ろうとしない若者たちがいるっていう特集が先にありきで、

その特集にインパクトを持たせることができる「めっちゃ無責任な若者」っていう画がほしかったんでしょう。

こんなやらせで「最近の若者はけしからん」なんて言われてたら、若者にとっては名誉棄損もいいとこですな。

 

 

はぁー。

 

どうでもいいような流行のエンタメネタのときはともかく、今回のコロナ騒動のような差し迫った国難のときにまで、

こんな横暴で無責任なやり方が横行していることに閉口でした。

片っ端からBPO送りとかにしたほうがいいんかな。

 

 

みなさん、テレビの街頭インタビューなんて盲信しちゃダメよ。

コメントの中に一定数の仕込みの人間が混ざっていることはわかった上でテレビ見ましょー。

STOP・ザ・印象操作!

 

したらな!

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