ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(ドラマ版)
育児でなかなか外出できない人の強い味方、Netflix!
今回はファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(ドラマ版)を観たよ!
ゲーム界隈ではけっこう話題になった作品。
オンラインゲーム「FF14」を一緒にプレイする親子の話なんだけど、一人のゲーマーの実体験を元にしていて。
ざっくりとしたあらすじはこんな感じ。
父と母と一緒に暮らす青年・光男(千葉雄大)。
幼少期以来、厳格な父(大杉漣)との間にはどこか壁を感じていた。
ある日、突然父が仕事を退職してくる。
真面目で仕事一筋の父だが、その退職の理由は一言も語らない。
そんな父のことを心配する光男。
父との心の壁を壊したい光男は、
自分がプレイしているオンラインゲーム「ファイナルファンタジー14」に父を招待し、
赤の他人として父とオンライン上で交流して一緒にゲームクリアを目指すという計画を立てる。
ゲームクリア後に父に自分の正体を打ち明け、リアルでの距離も縮めたい考えで、
これを光男自ら「光のお父さん計画」と名付けた。
ゲームに不慣れな父が様々なトラブルに見舞われながら成長していく姿を見て、
光男自身も実生活にて大きく成長していく。
ゲームプレイ中は息子の身分を隠して接していた光男は、
父の退職理由が病気によるものであること、
仕事しか生きがいがなかった父は手術して生き永らえる意味を感じていないこと、
を知ることになる。
しかし父は最後には、自分の生きがいとなる場所がまだあること、
挑戦することの意味を実感し、手術を受けることを決意。
手術入院のタイムリミットギリギリでゲームクリアに成功し、手術に向かう父。
手術室からの光に包まれる父はまさに「光のお父さん」だった―
ってところかな。
原作はマイディー氏で、本人のブログ「一撃確殺SS日記」が元になってるわけだけど、
ドラマ化の際にマイディー氏がかなりこだわりを持ったこともあって、
かなり原作に忠実にドラマ化されてる印象。
ドラマを持ちかけたプロデューサーに実際に一緒に何十時間もゲームをプレイしてもらったりとか。
(こちらは「光のぴぃさん」って名前で別シリーズ記事になってる)
↑実際のゲームシーン(一撃確殺SS日記より引用)
劇中のゲームシーンは、CGではなく実際にゲームをプレイしているシーンのキャプチャ。
マイディー氏たちがキャラクターを操作してるっていうのがまたスゴイこだわりだよね。
キャラクターのコミュニケーションや会話がうまくできなくて逃げ出すお父さん、
雪国エリアで半袖キャラクターでいる自分が恥ずかしくて引退を考えちゃうお父さん、
そんないろんなおもしろハプニングがある中で、父子がお互いを見ながら成長していく展開は、
ほっこり&胸アツで、とにかく面白かった。
オマケ編をのぞけば7話構成だけど、勢いで一気に見てしまった。
オープニングのFFのメインテーマの壮大なやつもズルいよね。
俺、あの曲かかるだけでブルブル来るもん(笑)
(↑YouTubeのNetflix予告動画より引用)
あと父役は大杉漣さんが演じているんだけど、
知ってのとおり大杉漣さんはすでに亡くなっているし、原作者のマイディー氏本人もその後亡くなっている。
俺自身も親はすでに両方とも亡くしていることもあって、
鑑賞中はいろんな感情が巡っちゃって涙ボロボロになっちゃった。
いつまでも親子モノはフラットに観れないね、俺。
俺はFFシリーズは1~10、12まではプレイして、
ちょっと前にFF14のフリートライアルをさわりだけやって放置状態。
(FF14はおもしろいんだけど時間泥棒っぷりがハンパないので・・・)
将来子供が独立して自分の仕事が隠居状態になったら、
だらっとFF14みたいなオンラインゲームやりながらゲームブログ書くような生活もいいかなぁ。
他の人のFF14のプレイ日記ブログなんか見てるとどれも楽しそうだしね。
問題は何歳で隠居していい生活になれるのかどうかだけど。
そもそもそれまでFF14とかあんのかな?
それに、そのときには俺は息子側じゃなくて父側だしね(笑)
自分が「光のお父さん」になれる日は来るのだろうか。
ほのかに期待しながら今日を楽しんでおきましょ。
ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(TVドラマ版)
2017年4月 毎日放送/TBS
原作: 一撃確殺SS日記 マイディー
監督: 野口照夫
ゲーム中監督: 山本清史
脚本: 吹原幸太
音楽: 森英次
出演: 千葉雄大、大杉漣、馬場ふみか、袴田吉彦、長谷川初範、石野真子、奈緒
声の出演: 南條愛乃、寿美菜子、悠木碧
OPテーマ: GLAY「the other end of the globe」
EDテーマ: SILENT SIREN「AKANE」
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