レディ・プレイヤー1
育児で外出がしづらい人の強い味方、Netflix。
今回は「レディ・プレイヤー1」だよ!
言わずとしれたスピルバーグ監督のヒット作。
2018年春に公開されたばかりなのに、こんな早くに配信ラインナップに入るとは。
いい仕事してくれます、Netflix。
いやー、面白かった。
140分と少し長めの映画だけど、体感時間はかなり短い。
頭からっぽにしてスカッと楽しむにはおすすめの映画っす。
あらすじはこんな感じ。
今回はネタバレはやめておきます。
西暦2045年、地球は環境汚染などで荒廃していた。
豊かな都心部も残っているが、一般民衆はスラム街に住んでいる。
ただしインターネットは爆発的に発展していて、ネットワーク上の仮想世界「オアシス」が一般的に普及、人々は現実世界ではなく、このオアシスの中をメインに生活をエンジョイしているような状況。
このオアシスの開発者ジェームズ・ハリデーは「オアシス内に3つのカギを隠していて、これを一番早く集めたものにこのゲームの所有権と自分の財産を与える」と遺言で残していたため多くのプレイヤーがこの鍵探しに励んでいたが、この5年間だれも1つも鍵を入手することはできなかった。
パーシヴァルというアカウント名でゲームをプレイしていた主人公ウェイドもこの鍵を入手しようと日々努力を続けていたところ、ついにジェームズ・ハリデーの過去の記録からヒントを発見して第一の鍵を入手する。
しかし、そのせいでウェイドとその仲間たちは、オアシスと世界の覇権を狙う企業IOIから狙われる存在となってしまう。
オアシスの中だけでなく現実世界でも冷酷に命を狙ってくるIOIの襲撃を回避しながら、残りの鍵を探していくSFアクションストーリー。
冒頭はオアシスっていう概念の説明がメインになるので、ゲーム自体にアレルギー持ってる人はそこで嫌悪感持っちゃうかもしれないけど、たぶんそれ以降は大丈夫。
あんまり深いこと考えずに、目に映る展開だけを頭からっぽで楽しめます。
序盤はアクション性の激しいカーレースから入り、そこから謎解きを絡めつつ、またアクションが強くなっていく感じ。しかも最後はスターウォーズばりの総決戦の展開になり、全プレイヤー(全国民)を巻き込んだ壮大な展開になっていく。
オアシス内だけでなく、現実世界でも危機的な展開があるおかげでストーリーにメリハリあっていいね。
もちろん前情報ゼロでも楽しめる映画なんだけど、物語の端々に懐かしい映画キャラクターがめちゃくちゃ登場するのもポイント。
主人公が乗る車はデロリアンだし、ヒロインはAKIRAの金田のバイク、それに襲い掛かるのはティラノサウルスやキングコング。第二の鍵を探してたどりつく場所は映画「シャイニング」の中だし、最後の総決戦ではメカゴジラ、ガンダム、トランスフォーマー、ストⅡ、ミュータントタートルズとか、数えたらキリがないぐらいのキャラクターが映り込む。
自分はそんなに詳しくないけど、登場する乗り物や重火器なんかも何かの映画に出たものがほとんどらしい。
映画を多く知っていれば知っている人ほどニヤリが止まらないだろうね(笑)
↑「俺はガンダムでいく」というセリフがちょっとしたブームに(笑)
今回の「レディープレイヤーワン」の配信、
Netflix的には、新規入会者を集めたり、既存会員の満足度向上を狙ったキラーコンテンツだと思う。
配信されてるうちにぜひー。
レディープレイヤー1
監督: スティーヴン・スピルバーグ
脚本: アーネスト・クライン、ザック・ペン
原作: アーネスト・クライン『ゲームウォーズ』(SB文庫)
製作: スティーヴン・スピルバーグ、ドナルド・デ・ライン、ダン・ファラー、クリスティ・マコスコ・クリーガー
キャスト: タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、ベン・メンデルソーン、T・J・ミラー、サイモン・ペッグ、マーク・ライランス
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