俺はたい焼きが好きだッ!!
もはや説明するまでもないですが、
たい焼きは小麦粉を主材料とした皮の中に餡子が閉じ込められた国民的な焼き菓子です。
1975年に子門真人の「およげ!たいやきくん」の大ヒット以降、
45年経ったいまでも観光地やお祭りの屋台にて愛され続けています。
いまさらながら、ここ最近の自分の中でたい焼きブームが起きていたので、
せっかくだからと浅草のたい焼き屋さん巡りをしていました。
2023年1月時点では浅草界隈だと、たい焼き屋さんはたぶん6店かな。
とりあえず全部まわってみたので軽くその特徴なんかをまとめたいと思いまーす!
正直どこも美味しい粒ぞろいばかり。
たい焼きマニアな方がいれば、ぜひ参考にしてみてくださいましー。
浅草のたい焼き6店まとめ(2023年1月最新版)
1.たい焼き 写楽
たい焼き 写楽
〒111-0032 東京都台東区浅草3丁目9−10
営業時間 10:30~17:30
03-3873-3453
大学芋で有名な千葉屋のすぐそばの細い路地に隠れ家的にあるお店。もううなくなってしまいましたが、一時は西浅草に2号店もありました。
おそらく浅草に現存するたい焼き屋さんの中では一番古くからある老舗で、浅草を地元とする人に「浅草でたい焼きと言えば」と問えば、大半がこの写楽の名前を上げるんじゃないかという有名店です。店主と奥さん二人で経営されていて、とても愛嬌良く感じのいい接客にて出迎えてくれます。
たい焼きは一丁焼きスタイル。たぶん皮は浅草の他店と比べて一番薄くてパリパリレベルが高いと思います。餡子もおそらく一番甘さ控えめで、大豆本来の甘みで勝負している印象。アイスを乗せた最中なんかもサイドメニューで提供されています。

2.浅草浪花家
浅草浪花家
〒111-0032 東京都台東区浅草2−12−4
営業時間 10:00~19:00(火曜定休日)
03-3842-0988
今回紹介するたい焼き店の中では写楽、くりこ庵に続き3番目に古くからあるお店。といっても、開店したのは10年前なのでまだまだ新しいと言ってもいいかもですが。麻布十番にある浪花家本店から暖簾分けし、浅草にお店を出されています。
本店はたい焼き発祥のお店と言われ、あの名曲「およげ!たいやきくん」のモデルにもなっています。そこからの暖簾分けだけあって皮も餡子もこだわり抜かれた逸品です。皮は薄皮パリパリタイプですが、内側にほんのり柔らかさを感じます。餡子の甘さもどちらかと言えば控えめですね。
あと、実はこの浪花家はたい焼きよりもかき氷のほうがSNSで広まって人気を集めています。夏場はかき氷のイートイン目当てで開店前から行列ができる人気店となっています。

3.鳴門鯛焼本舗 浅草新仲見世通り店
鳴門鯛焼本舗 浅草新仲見世通り店
〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目28−1
営業時間 10:00~23:00
03-5830-7668
お店ができたのは3年前ぐらいでしょうか。新仲見世通りとオレンジ通りが交わる交差点のところにあります。立地と看板のデカさから、浅草にきた観光客にとっては一番見つけやすいたい焼き屋かも。
鳴門鯛焼本舗は全国展開しているチェーン店です。メディア紹介の履歴を見る限りだと10年ぐらい前から関西を拠点として店舗展開が始まったみたいですね。立地がいいので常にお客さんが数人並んでいる感じですが、オペレーションがよく回転がいいので待ち時間はほぼ気になりません。
一丁焼きのたい焼きは小豆と鳴門金時がレギュラーで、ほかはいちごや抹茶などの季節限定ものが入れ替わりで販売されています。皮は薄皮寄りですが、写楽や浪花家のようなパリパリ感は少なめで柔らかテイスト。餡子は甘めに仕上がっていて、お腹に詰まっている量も他店より多い印象でした。観光歩きに疲れた体にはバツグンに美味しく感じられるかもですね。

4.浅草たい焼き工房 求楽(ぐらく)
浅草たい焼き工房 求楽(ぐらく)
〒111-0035 東京都台東区西浅草2丁目3−2
営業時間 11:00~18:00
03-6338-1809
お店ができたのは2年ぐらい前でしょうか。西浅草の東本願寺裏にある隠れ家的なたい焼き屋さんで、入り口にある赤い鳥居が特徴。観光客が歩くエリアではないので、存在を知っていないとまず巡り合えません。
特徴的なのは「たい焼き体験」ができること。オリジナルたい焼きが6つ手に入ってドリンク付きと考えると大変リーズナブルな価格で、普通はまず体験することのできないたい焼き作りを楽しむことができます。
また普通に購入できるたい焼きも独創的で、なんとまわりの皮がそのままくっついた状態で渡してくれます。皮は香ばしくパリパリしていて、本体のほうはふんわり柔らかくもっちり。豆乳を混ぜ込んでいるという皮の風味はとても上品でクオリティが高いです。原材料にこだわっている餡子も満足度高し。

5.江戸たい焼き 浅草本店
江戸たい焼き 浅草本店
〒111-0032 東京都台東区浅草2-5-5 六区セントラルスクエア1階
営業時間 10:00~21:00(定休日なし)
03-6826-9520
2023年にオープンした新しいたい焼き屋さん。浅草ドンキホーテやまるごとにっぽんがある6差路の交番のそばにあります。浅草本店とありますが、いまのところほかに店舗はなさそう。
パリパリ薄皮系のたい焼き屋さんが多い浅草エリアの中では珍しいフワフワ厚皮のカステラタイプの生地をしています。定番の小倉からチョコ、カスタード、ベーコンエッグといったものまで種類が豊富。基本作り置きなのでオーダーから待ち時間なくすぐに食べることができます。

6.むっちゃん万十 浅草店
むっちゃん万十 浅草店
〒111-0032 東京都台東区浅草1-32-13
営業時間 11:00~19:00(火曜水曜定休)
03-6826-9520
福岡のソウルフードであるむっちゃん万十が浅草進出したのがこのお店。浅草観音通りのみつやのところにある細い路地を西側に入ったところにあります。みつやに並ぶの行列のせいで目に留まりにくいので、先に場所をしっかり調べてから行くのがおすすめ。
むっちゃん万十はムツゴロウモチーフなので正式にはたい焼きではありませんが(笑)ふかふかした柔らかい記事の中に餡子やカスタードなどが入っています。また惣菜系のラインナップが多いのも特徴で、ウインナーやハムエッグといった商品も人気が高いそうです。

以上、2023年1月時点で浅草にあるたい焼き屋さん6店舗でした。
以前は新仲見世通りに「くりこ庵」、花川戸に「忍者たい焼き」、たぬき通りに「たい夢」、なんてのもあったんですが、残念ながらこれらは閉店してしまいました。
すでに現存のこの6店舗で浅草たい焼き需要は足りちゃってる感じがするので、
これ以上の新規開店は当面望めなそうですかねぇ。
総評すると「浅草のたい焼きはどれも美味しい!あとは好みの問題!」になるんですが、
個人的には薄皮パリパリレベルが高くて甘さも抑えられた写楽、
あとは、皮と本体と2つの食感を楽しめて見た目インパクトもある求楽が好きですね。
でもホント、他のお店も美味しくてハズレないよ!
はい、また浅草に新しいたい焼き屋さんができたときには改めて追記していきまーす。
したらな!
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